しかし、その金曜日に納品を行うことはできませんでした。
お客様から発注していただいたのが先週の火曜日です。私も体調も良く、やる気もあり、水曜日までは予定していたスケジュールよりも早いペースで作業を進めていました。
しかし、水曜日の夜から抑鬱感や不安感が強くなってきて、結局木曜日、金曜日は何も作業が行えませんでした。
気合いを出そう、気楽に考えよう、やればできる、といろいろと気持ちを切り替えようとしたのですが駄目でした。
ただひたすら心が暗い所に落ちていきます。
心ここにあらず、鬱と恐怖と不安でフラフラでした。
自分が何をやればいいのかわからない。今、何をしているのかもわからない。何もかもが怖い。
頓服の服用によって、かろうじて寝込んでしまうことは避けられました。
しかし、傍から見たら、死んだ目でフラフラと彷徨っている私の様子はゾンビみたいだったと思います。
木曜日には、夕方からカレーを作りました。
料理をすると気持ちが落ち着くことが結構あるからです。
特にカレーは作るのが楽しいですし、気持ちが少しでもいい方向に向かってくれればと思いつつ。
料理をしている時は気分は良かったし、食べている時も美味しいと感じられたし、普通の人間みたいでした (って、私、人間ですが)。
しかし食事を終えて、これから仕事をやろうとすると、突然頭の中に灰色の靄 (もや) が立ち込めてきて何にもできなくなってしまいます。
金曜日の午後に、お客様に納期が遅れる旨を報告しました。
理由は「病気で」という事にはせず、「技術的に裏付けが取れていない部分があるので、その部分の調査にもう少し時間がかかります」という、まあ、嘘です。それで月曜日の午前中に必ず納品いたします、と伝えました。
弱い、弱過ぎる。本当に私は駄目だ。納期・約束を守れないというのは駄目だ・・・ 非常に苦しかったです。
そのショックで土曜日も終日死亡。
今日、日曜日も夕方まで死亡。けれど、夜になってやっと灰色の靄が晴れてきて、何をやればいいかも少しずつわかってきました。
それで、今、夜の 9 時過ぎですが、ようやく校正の仕事を終えることができました。
いろいろと落ち込みたくなることばかりで、でもこれが今の自分の力なのでしょう。
それほど分量のある仕事ではありません。それほど難しい内容の技術文書を校正するわけでもありません。
でも納期を守れませんでした。まだ、この水準の仕事は私には荷が重いということ、でしょうね。
苦しいなあ。
価格:399円 |
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