進撃のブログ人（びと）

「ソチ五輪・カーリング女子・１次リーグ、日本８‐４ロシア」（１２日、アイスキューブ・センター）

　北海道銀行の日本は地元ロシアを８‐４で破り、通算２勝１敗とした。日本はデンマークを８‐３で下した第２戦に続き、２連勝。カナダは英国を下して３連勝とし、中国とスウェーデンはともに２勝目（１敗）を挙げた。男子は中国がスイスに５‐４で勝利し、３連勝。ノルウェーもドイツに８‐５で勝って３戦全勝とした。

　会場に「ロシア」コールが鳴り響くアウェーの雰囲気をものともしなかった。高い集中力を保った日本が地元ロシアを振り切って、２勝目をマーク。白星が先行し、小笠原は「信じられないですね」と白い歯を見せた。
カーリングの観戦マナーに頓着しない観客がロシアの一投に一喜一憂し、大声援を送った。小笠原は１１日にロシアと戦ったアイスホッケー女子の日本代表から様子を聞き「こんな歓声でプレーできるのは五輪ぐらい」と、前向きに捉えた。

　インフルエンザで離脱した小野寺の代わりにセカンドに入った２２歳の吉田も「会場を見渡せるぐらいの余裕があった」と落ち着いていた。乱されたのは相手の方だった。

　３‐２として迎えた第６エンド。先攻の日本はハウス（円）内の外側にストーンを置く形になり、１点を取られるのは仕方がない展開だったが、最後でロシアのショットが短くなった。１点を奪った日本は、続く第７エンドも先攻で１点を取るスチールに成吉田はショットの成功率で８８％と高い数字を残し「船山さんと小笠原さんをサポートできた」とうなずいた。小笠原も「彼女が自分の仕事をきちんとしてくれた」と満足げ。若手とベテランがかみ合い、実力国と当たる後半戦へ弾みをつけた。功し、点差を広げた。

デイリーより引用しました。