進撃のブログ人（びと）

ソチ冬季五輪カーリング女子（１１日、日本８−３デンマーク、アイスキューブ・センター）初戦を白星で飾れなかった女子１次リーグで日本の北海道銀行は、１１日午後７時（日本時間１２日午前０時）から世界ランク６位のデンマークと対戦。３連続スチールに成功するなど、序盤から得点を積みあげた日本、第８エンドで２点を追加後にデンマークがギブアップ。同ランク１０位のカーママが五輪２戦目にして勝利した。

　後攻で始まった第１エンドで、日本は１点を先制。第２エンド、先行の日本は第１投目をハウスに、第２投目でガードを作る作戦に出る。デンマークはガードに当たるミスを２度も犯し、日本がナンバー１を確保。１点を奪い、不利な先攻のチームが得点するスチールに成功する。

　第３エンドも日本が先攻。リード苫米地美智子（３３）は、第２エンド同様にストーンを放っていく。デンマークは、ウェイトの乗った第５投でガードに当て、ハウス内の日本のストーンも弾き出す。日本は第６投でデンマークのストーンを出し、ハウスにストーンがなくなってしまう。デンマークはガード後ろのハウス内にストーンを送り、ナンバー１とする。スキップ小笠原はそのナンバー１のすぐ後ろに日本のストーンを置き、ナンバー１が入れ替わる格好となった。デンマークは、日本のナンバー１を出そうとするも、ショットが弱く失敗。デンマークは最終投で日本のナンバー１をはじき出そうと狙うも、軽く当たるミスショットでナンバー３を作るのみ。日本がナンバー１、２を確保し、連続スチールに成功。４−０とリードを広げる。

　第４エンドも先行の日本。日本はナンバー１のストーンを守るため、ガードを置くがデンマークが弾いていく。最終投、日本はハウス内にガードを置くショットを放つ。デンマークはダブルテークアウトで３点を狙うが、弾き出したのは１ストーンのみ。日本はナンバー１を確保し、３連続スチールで５−０とする。

　第５エンド、ナンバー１、２を作った日本。スキップの小笠原歩（３５）が放った第７投が、デンマークの２ストーンをいっきに弾き出す好ショット。デンマークは最終投で日本のナンバー１に当て位置をずらし、わずかにデンマークがナンバー１に。１点を返し５−１。

　日本後攻の第６エンド、デンマークはハウスにナンバー１、３、４を作り、最終投でガードを置く。複数失点のピンチの中、小笠原はガードをよけるようにハウス中央にストーンを置き、ナンバー１に。１点を確保し、デンマークのスチールを阻止した。

　第７エンドでセカンド吉田知那美（２２）が、デンマークのガードを崩そうと放ったショットがスルーするミスショットに。デンマークはガードを利用しながらハウスにストーンを投じ、日本は全てを弾き出せず２点を失う。

　第８エンド、デンマークはガードのストーンを壊しつつハウス内に置くストーンを放つが、日本もハウスにストーンを集め、ナンバー１、３を確保。デンマークは最終投でダブルテークアウトを狙うも、弾き出せたのは１つのみ。日本は最終投でデンマークのナンバー２をテークアウトし２点を追加。８−３とした第８エンド終了後、デンマークがギブアップを表明。日本は世界ランク６位の格上相手に五輪初勝利を決めた。

yahooニュースより引用しました。