2014年02月11日
【Sスケート】長島、惨敗6位に号泣 条治は5位!日本メダル届かず
◆ソチ冬季五輪第4日 ▽スピードスケート男子500メートル(10日、アドレル・アリーナ) 日本勢のメダルは、またもお預けとなった。男子500メートルは10年バンクーバー五輪銅の加藤条治(29)=日本電産サンキョー=が5位。1回目の34秒96から2回目は34秒77にタイムを伸ばしたが、順位を上げられなかった。前回銀の長島圭一郎(31)=日本電産サンキョー=は34秒79の3位で臨んだ2回目が、35秒25と伸びず合計1分10秒04の6位に終わった。オランダのミヘル・ムルダー(27)が1分9秒31で優勝。双子の弟ロナルドが3位に入るなど、同国が表彰台を独占した。
連続表彰台を狙った2人の夢はかなわなかった。加藤は5位、長島は6位。金メダルどころか表彰台にも届かない惨敗だった。
3度目の五輪挑戦で金を狙った加藤は18組で登場した1回目。跳びはねるようなコーナーワークは最後まで発揮できず、トップと0秒37遅れの34秒96で5位。2回目で34秒77を出し、一時は2位に浮上したが、残り2組4人のうち長島以外の3人に抜かれ結局5位。まさかの表彰台圏外に沈んだ。「(優勝に)届かなかったので…。残念でした」と絞り出し、3度目の挑戦でも頂点を奪えず、「よくわかりません」とぼうぜんとした。
前回(10年)バンクーバー五輪ではトップに0秒19届かず3位。「こんなに悔しい3位はない。てっぺん、とれなかった。悔しい」。レース翌日、現地で応援した山形中央高の恩師・椿央(つばき・ひろし)監督(48)に悔しさをあらわにした。屈辱の象徴である銅メダルは、「用がなければ出てこない。もう3年以上眠っている」と意識から消し去った。
昨年6月に北海道・別海町出身で元スケート長距離選手だった女性(26)と結婚した。無頓着だった食生活は夫人の手料理で解消した。「生活のストレスがなくなった。疲労の度合いによってメニューを考えてくれる。最高にできた嫁です」。ソチには万全の状態で乗り込んだはずだった。4年後の平昌(ピョンチャン・韓国)五輪は円熟味を増した33歳。4度目の挑戦で集大成の金メダルを取りにいく。
長島は1回目を34秒79で終えて3位につけたが、最終組で登場した2回目で失速。前回バンクーバーの銀メダリストは35秒25と実力を発揮することなく平凡な数字に終わり6位にまで順位を下げた。「気持ち? 情けないし申し訳ない」と号泣した。
500メートルで13位と惨敗した06年トリノ五輪のリベンジをバンクーバーで果たした後、「正直、気持ち的にも疲れていた。3年近く気持ちが入らなかった」と振り返る。ソチ五輪テスト大会を兼ねた昨年の世界距離別選手権は代表落ち。焦りと不安を糧にソチ五輪へ重い腰を上げた。ジャマイカ人の陸上選手を研究して参考にした「世界一美しい」というフォームは優勝に結びつかなかった。
オランダ勢に表彰台を独占された末の敗戦に2人はともに「悔しい」と短い言葉を絞り出した。期待されたソチのリンクで、苦い結末が待っていた。
スポーツ報知より引用しました。
連続表彰台を狙った2人の夢はかなわなかった。加藤は5位、長島は6位。金メダルどころか表彰台にも届かない惨敗だった。
3度目の五輪挑戦で金を狙った加藤は18組で登場した1回目。跳びはねるようなコーナーワークは最後まで発揮できず、トップと0秒37遅れの34秒96で5位。2回目で34秒77を出し、一時は2位に浮上したが、残り2組4人のうち長島以外の3人に抜かれ結局5位。まさかの表彰台圏外に沈んだ。「(優勝に)届かなかったので…。残念でした」と絞り出し、3度目の挑戦でも頂点を奪えず、「よくわかりません」とぼうぜんとした。
前回(10年)バンクーバー五輪ではトップに0秒19届かず3位。「こんなに悔しい3位はない。てっぺん、とれなかった。悔しい」。レース翌日、現地で応援した山形中央高の恩師・椿央(つばき・ひろし)監督(48)に悔しさをあらわにした。屈辱の象徴である銅メダルは、「用がなければ出てこない。もう3年以上眠っている」と意識から消し去った。
昨年6月に北海道・別海町出身で元スケート長距離選手だった女性(26)と結婚した。無頓着だった食生活は夫人の手料理で解消した。「生活のストレスがなくなった。疲労の度合いによってメニューを考えてくれる。最高にできた嫁です」。ソチには万全の状態で乗り込んだはずだった。4年後の平昌(ピョンチャン・韓国)五輪は円熟味を増した33歳。4度目の挑戦で集大成の金メダルを取りにいく。
長島は1回目を34秒79で終えて3位につけたが、最終組で登場した2回目で失速。前回バンクーバーの銀メダリストは35秒25と実力を発揮することなく平凡な数字に終わり6位にまで順位を下げた。「気持ち? 情けないし申し訳ない」と号泣した。
500メートルで13位と惨敗した06年トリノ五輪のリベンジをバンクーバーで果たした後、「正直、気持ち的にも疲れていた。3年近く気持ちが入らなかった」と振り返る。ソチ五輪テスト大会を兼ねた昨年の世界距離別選手権は代表落ち。焦りと不安を糧にソチ五輪へ重い腰を上げた。ジャマイカ人の陸上選手を研究して参考にした「世界一美しい」というフォームは優勝に結びつかなかった。
オランダ勢に表彰台を独占された末の敗戦に2人はともに「悔しい」と短い言葉を絞り出した。期待されたソチのリンクで、苦い結末が待っていた。
スポーツ報知より引用しました。
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