2013年12月09日
えらいやっちゃ徳島 地元J1フィーバー&カマタマーレ讃岐 初のJ2昇格
サッカーJ1クラブが四国から初めて誕生し、
徳島ヴォルティスのサポーターが歓喜に浸った。
J1昇格プレーオフ決勝が行われた東京・国立競技場
には8日、徳島サポーターが集結。昇格決定の瞬間に
立ち会い、「夢のよう」と感激に震えた。
徳島県の飯泉嘉門知事は「さまざまな苦難を乗り
越えた悲願の達成」とコメント。チームを支援してきた
県庁にぎわいづくり課は、夜中まで祝福電話などの
対応に追われた。
国立競技場の観客席の一角は、徳島カラーの青の
ウエアで埋め尽くされた。京都サンガを2−0で下した
瞬間、両手を天に突き上げ、跳び上がって、抱き合った。
サポーターのたくさんの笑顔に泣き顔も交じり、
感慨に浸った。
徳島市から家族4人で来た安永泰博さん
(53=飲食業)は、「10年ぐらい前から応援してきた。
国立で見られたし、仕事を休んで来たかいがあった。
昇格決定の喜びを味わえた」と笑顔を見せた。前身の
大塚製薬サッカー部に所属し、現在は都内の同社に
勤める山田和弘さん(44)は「うれしい限り。J2で
最下位が続いたこともあったので、夢のよう。徳島県
でサッカーが好きな人が増えてくれれば」と期待した。
徳島のチームスタッフも選手たちと喜びを共有した。
新田広一郎社長は「地方でもチャンスをつかむことが
できる。夢や希望を少しは伝えられたのではないか」
と話した。
徳島県の飯泉嘉門知事はコメントを発表。
「この9年間、さまざまな苦難を乗り越え、選手と
サポーター、スポンサーが一丸となってつかんだ
悲願の達成。J1という日本サッカーの最高峰で
戦うことは、大変意義深い」などと語った。
チームを観光資源として支援してきた
県庁観光国際局にぎわいづくり課は、試合終了後
から県庁内に待機。祝福の電話を受けた。
課員の1人は「徳島の試合には、アウェーのファンも
見に来る。J1に昇格すると、観客が増えるので、
観光PRの作戦を新たに練りたい」と力を込めた。
今日9日には、小林伸二監督らが県庁を訪問し、
知事にJ1昇格を報告。14日には、徳島市内で
水上パレードとJ1昇格祝賀会が行われることが
決まった。過去にJ1チームを持つ都道府県では、
最少人口になる徳島県。昇格フィーバーが
当分続きそうだ。
◆「えらいやっちゃ」 400年の歴史があると
される徳島県の代表的な踊り「阿波おどり」に
登場するはやし言葉の一節。徳島県観光協会
のホームページによると、「偉いヤツ」という
意味ではなく、関西弁の「エライコッチャ」と似て、
「大変なことだが平気だぞ」という意味が
込められているという。阿波おどりは、毎年8月
に県内各地で開催され、徳島市では踊り子
約10万人が参加する
mikkansports.comより引用しました。
来シーズンのサッカーJ2への参加を争うガイナーレ
鳥取とカマタマーレ讃岐の第2戦は、カマタマーレが
1対0で勝ち、対戦成績を1勝1引き分けとして
初めてのJ2昇格を決めました。
今シーズンJ2で最下位のガイナーレはJ2残留を
かけて、JFL=日本フットボールリーグで2位の
カマタマーレはJ2昇格を目指してホームアンド
アウェーで対戦しました。
カマタマーレのホームで行われた今月1日の
第1戦は1対1で引き分け、8日、第2戦が
ガイナーレのホームで行われました。
前半、カマタマーレはペナルティーキックを
失敗しましたが、その直後のプレーで
高橋泰選手が先制ゴールを挙げてリード
しました。カマタマーレは後半、退場者が
出て1人少なくなりましたが、最後まで
ガイナーレにゴールを許さず、1対0で
そのまま逃げきりました。
これで2試合の対戦成績は1勝1引き分け
が決まりました。
一方、ガイナーレは来年から新リーグの
NHK NEWS WEBより引用しました。
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