2013年10月16日
台風26号、関東で14人死亡 伊豆大島51人連絡とれず
大型で強い台風26号は16日午前、東海から東北の広い範囲を暴風域に巻き込みながら、関東沿岸に接近した。台風は同日午後にかけ、暴風域を伴って関東や東北沖を北上。東京・伊豆大島(大島町)では記録的大雨となり、土砂崩れなどで多数の家屋が倒壊した。大島町を中心に死者が出るなど、関東各地で被害が広がった。
警視庁などによると、伊豆大島では正午現在、大島町の住民ら13人が死亡。町田市では増水した川に流された40代の女性が亡くなった。正午現在、大島町の51人と連絡が取れておらず、同庁はさらに被害が拡大する可能性があるとみて、安否確認を急いでいる。猪瀬直樹知事は16日午前、陸上自衛隊に災害派遣要請を行った。陸上自衛隊は救助隊を派遣、同町での救援活動にあたる。
東海道新幹線は一時、浜松―三河安城間の上下線で運転を見合わせたほか、首都圏の交通機関は始発から運休が相次いだ。空の便も羽田空港発着便を中心に欠航。東京電力管内では午前11時現在、約5万3千軒が停電した。
気象庁によると、東京・伊豆大島では16日午前3時50分すぎまでの1時間雨量が122.5ミリと観測史上最多となる記録的な雨が降った。午前8時20分までの24時間雨量は10月の平年雨量の2倍以上の824ミリ。16日朝の1時間雨量では茨城県鹿嶋市62.5ミリ、千葉市61.5ミリなど各地で非常に激しい雨が降った。気象庁は西日本から北日本の広い範囲で暴風や高波、大雨に厳重な警戒を呼びかけた。
台風26号は16日正午現在、岩手県沖を時速80キロで北北東に進んだ。中心気圧は960ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は35メートル、最大瞬間風速は50メートル。中心の東側440キロと西側280キロ以内では風速25メートル以上の暴風域となっている。16日午後には東北沖で温帯低気圧に変わる見込み。
日本経済新聞より引用しました。
警視庁などによると、伊豆大島では正午現在、大島町の住民ら13人が死亡。町田市では増水した川に流された40代の女性が亡くなった。正午現在、大島町の51人と連絡が取れておらず、同庁はさらに被害が拡大する可能性があるとみて、安否確認を急いでいる。猪瀬直樹知事は16日午前、陸上自衛隊に災害派遣要請を行った。陸上自衛隊は救助隊を派遣、同町での救援活動にあたる。
東海道新幹線は一時、浜松―三河安城間の上下線で運転を見合わせたほか、首都圏の交通機関は始発から運休が相次いだ。空の便も羽田空港発着便を中心に欠航。東京電力管内では午前11時現在、約5万3千軒が停電した。
気象庁によると、東京・伊豆大島では16日午前3時50分すぎまでの1時間雨量が122.5ミリと観測史上最多となる記録的な雨が降った。午前8時20分までの24時間雨量は10月の平年雨量の2倍以上の824ミリ。16日朝の1時間雨量では茨城県鹿嶋市62.5ミリ、千葉市61.5ミリなど各地で非常に激しい雨が降った。気象庁は西日本から北日本の広い範囲で暴風や高波、大雨に厳重な警戒を呼びかけた。
台風26号は16日正午現在、岩手県沖を時速80キロで北北東に進んだ。中心気圧は960ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は35メートル、最大瞬間風速は50メートル。中心の東側440キロと西側280キロ以内では風速25メートル以上の暴風域となっている。16日午後には東北沖で温帯低気圧に変わる見込み。
日本経済新聞より引用しました。
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