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joker1960
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2008年09月28日
原監督が興奮!敵地で虎狩り!流れは巨人
 打った、勝った、再び首位だ!! 巨人は27日、阪神23回戦(甲子園)に6−4で逆転勝ち。アレックス・ラミレス外野手(33)、李承ヨプ(イ・スンヨプ)内野手(32)の2人が全打点をたたき出し、勝率.594で再び首位に並んだ。阪神戦13勝目で、日本一になった2002年以来6年ぶりのカード勝ち越しも決定。残り8試合、一気に抜き去り突き放す。

 満員の敵地で、巨人ナインが気持ちよく勝利のハイタッチを交わす。その中で満面の笑みを浮かべたのは、4番ラミレスと5番李承ヨプ。主砲の一発が再び首位に導いた。

 「いいスイングができたよ。とにかく後ろのリー(李承ヨプ)につなげようと思っていたんだ」

 先制を許した直後の三回二死二塁。ラミレスは岩田のカーブをとらえ、左前に同点適時打を放った。前日26日の甲子園入り後、軽い風邪をひいた。「のどがおかしくて、少し鼻水も出た。でも大丈夫」。前日は外出せずに宿舎で静養。しっかりと準備し、4番の責任を果たした。

 チームは9月、32年ぶりの12連勝を含む16勝5敗1分けと絶好調。その陰には、ラミちゃんの気遣いがあった。自腹で1袋約1万円する栄養補助食品のプロテインを米国から取り寄せ、坂本や大道らに贈った。選手には「集中力が高まる」と大好評。その心意気に、チームはさらに一つにまとまった。

 4番の一打に、李承ヨプも続いた。岩田の内角シュートをたたき、バックスクリーンへ勝ち越しの8号2ラン。四回にはラミレスが押し出し四球を選んだ後、2点適時打を放ち計4打点。ヒーローインタビューでは「ベンチの勝利の執念が打席に伝わってきたよ。チームの勝利に貢献できてよかった」と頼もしい表情をみせた。

 1ゲーム差で迎えた首位決戦。敗れると阪神にマジック「7」の点灯を許す厳しい状況だったが、両主砲の爆発で再び首位に立った。

 1999年以来の阪神戦6連勝にも、原監督は「きょうはギリギリのところで、こちらに軍配が上がった。あしたもゲームがあるし、全員でしっかり戦っていくとしか、いいようがありません」と表情を引き締めた。28日の中日戦(ナゴヤドーム)を含め、今季は残り8試合。逆転優勝のために、“強い巨人”を見せつける。

Posted by joker1960 at 09:20 | 試合結果 | この記事のURL
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