2008年09月26日
33号2ランも空砲、小笠原「切り替え、切り替え」
![](/gianst/file/73/MjAwODA5MjUtNDUwMTYyOC0xLUwMyg.jpg)
うれしさで始まり、悔しいまま終わった。初回1死二塁、カウント1―3からの斉藤の5球目。内角スライダーを完ぺきに振り抜いた。「うまくとらえることができました」打った瞬間に本塁打と分かる打球は、右翼席上段に消えた。3試合ぶりの33号2ラン。ベンチに戻ると「いい先取点が取れてよかった」と声を弾ませた。
幸先のいい一発で勢いに乗ったかに見えたが、第2打席以降は沈黙した。1点を追う9回は永川のフォークに空振り三振。思わず天を仰いだ。結局、5打数1安打。「反省だ」と唇をかんだ。
打撃は好調をキープしている。広島4連戦では打率3割5分3厘(17打数6安打)、2本塁打、5打点と勝負強さを発揮した。遠征先ではホテルの風呂で半身浴をし、疲労回復に努める。少しでも疲れを取り除いて試合に臨めるように努力を欠かさない。
27日は甲子園で首位・阪神との直接対決。「切り替えて集中してやるだけ。勝ちは続くこともあれば、止まることもあるんだから」と自分に言い聞かせた。この悔しさは、虎相手に大暴れして晴らす。
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