2010年09月11日
肉屋のピート
昔、David Johansonという人がいたらしいです。
この人のことは、私は全く知りませんが、髪型こそ違え、顔がそっくりな人を、私は一人知っていました。
この人も、現在どうされているのか知らないのですが、少なくとも一時期、私の関心を集めた人ではありました。
その人は、名前をBuster Poindexterと言います。
今回は、この人の94年作Buster's Happy Hourを聴きたいと思います。
1.Brakin' Up The House
2.Big Fat Mamas Are Back In Style
3.Doin' What Please
4.Let Me In
5.I Got Loaded
6.Saturday Night Fish Fry
7.Lavender Coffin
8.Rocket "88"
9.The Worst Beer I Ever Had
10.Who Drank My Beer (While I Was In The Rear)?
11.Rockin' All Nite Long
12. Knock'm Down Whiskey
13.Pink Champagne
14.Drunk
15.I'll Die Happy
16.Butcher Pete (Part1&2)
17.Alcohol
原曲探求好きの私ですが、さすがにこのラインアップは、かなりの難易度です。
これらの曲を全て知っているという人は、かなり凄いと思います。
まあ、私を普通レベルと仮定しますと、曲名を見ただけで分かるのは、数曲だけです。
この人のことは、私は全く知りませんが、髪型こそ違え、顔がそっくりな人を、私は一人知っていました。
この人も、現在どうされているのか知らないのですが、少なくとも一時期、私の関心を集めた人ではありました。
その人は、名前をBuster Poindexterと言います。
今回は、この人の94年作Buster's Happy Hourを聴きたいと思います。
Buster's Happy Hour
Buster Poindexter
Buster Poindexter
1.Brakin' Up The House
2.Big Fat Mamas Are Back In Style
3.Doin' What Please
4.Let Me In
5.I Got Loaded
6.Saturday Night Fish Fry
7.Lavender Coffin
8.Rocket "88"
9.The Worst Beer I Ever Had
10.Who Drank My Beer (While I Was In The Rear)?
11.Rockin' All Nite Long
12. Knock'm Down Whiskey
13.Pink Champagne
14.Drunk
15.I'll Die Happy
16.Butcher Pete (Part1&2)
17.Alcohol
原曲探求好きの私ですが、さすがにこのラインアップは、かなりの難易度です。
これらの曲を全て知っているという人は、かなり凄いと思います。
まあ、私を普通レベルと仮定しますと、曲名を見ただけで分かるのは、数曲だけです。
具体的には、I Got Loaded、Saturday Night Fish Fry、Rocket "88" 、そしてButcher Peteです。それぞれ、リル・ボブ、ルイ・ジョーダン、ジャッキー・ブレンストン、ロイ・ブラウンですね。
Pink Champagneと、Drunkは、多分、リギンズ兄弟でしょう。
というか、こらえきれずに作者名を見てしまいました。
Drunkは、Garrett、Sahm、Taylor Bandで、Gene Taylorがやっていたナンバーです。
作者名を見て、その意外さに驚いたのが、アルコールという曲です。
これは、なんとレイ・デイヴィス作、つまりKinksナンバーなのでした。
ひところ、レイがはまっていたキャバレー・ソングのひとつです。
曲が良いのは当然です。
それより、なんとなくお酒に関係がある曲が多いように思います。
I Got Loadedは、酔っ払いの曲だったはずです。
ただ、はっきり断言できませんが、すべてお酒にまつわる曲、という美しいコンセプトにはなっていないようです。
ここまでやったのなら、徹底してほしかったです。
ここで展開されているジャンプ・サウンドは、スイングするシャッフルものばかりではなく、ジャズ小唄風のものも含まれています。
重いホーン陣が、ブロウしまくるという力技のみではなく、小粋で洒脱といいますか、おしゃれなスタイルの曲が多いです。
そこに、ユーモアの味付けがされていて、結果的には、やっぱり、ウキウキさせてくれるのでした。
そんな中、これがジャンプだ、シャウターだ、という曲を選びますと、Roy BrownのButcher Pete (Part1&2)でしょう。
原曲は、RhinoのKing Master Seriesの1枚、Good Rocking Tonightで聴く事が出来ます。
タイトルが、Part1と2となっていますが、これは当時、長い曲は、シングルの両面に、泣き別れ状態にされて収録されたからです。
ここでは、Part1から2へと変わるところで、レコード針が一旦上がって、再度下りるという、遊び心満点の演出が施されています。
力強く、そして楽しいサウンドです。
Brian Setzerと、Big Bad Voodoo Daddyが、私のお気に入りのネオ・スイング・バンドですが、このBusterおじさんも、私は大好きです。
多分、あと5年ほどあとだったら、ネオ・スイング・ブームに乗れたんじゃないでしょうか?
この人は、ジャンプだけに飽き足らず、ラテンまでやっちゃった人なのでした。
一見、ジャンルは違っても、ゴージャスでエンターテイメント性溢れる音楽性は、この人が持つ資質なのだと思います。
今年、60歳だと思いますが、どうしているんでしょう。
フジ・ロックで、若者たちを驚かせたJohn Fogertyは、65歳です。
また、趣味丸出しの新作を出してほしいものです。
Pink Champagneと、Drunkは、多分、リギンズ兄弟でしょう。
というか、こらえきれずに作者名を見てしまいました。
Drunkは、Garrett、Sahm、Taylor Bandで、Gene Taylorがやっていたナンバーです。
作者名を見て、その意外さに驚いたのが、アルコールという曲です。
これは、なんとレイ・デイヴィス作、つまりKinksナンバーなのでした。
ひところ、レイがはまっていたキャバレー・ソングのひとつです。
曲が良いのは当然です。
それより、なんとなくお酒に関係がある曲が多いように思います。
I Got Loadedは、酔っ払いの曲だったはずです。
ただ、はっきり断言できませんが、すべてお酒にまつわる曲、という美しいコンセプトにはなっていないようです。
ここまでやったのなら、徹底してほしかったです。
ここで展開されているジャンプ・サウンドは、スイングするシャッフルものばかりではなく、ジャズ小唄風のものも含まれています。
重いホーン陣が、ブロウしまくるという力技のみではなく、小粋で洒脱といいますか、おしゃれなスタイルの曲が多いです。
そこに、ユーモアの味付けがされていて、結果的には、やっぱり、ウキウキさせてくれるのでした。
そんな中、これがジャンプだ、シャウターだ、という曲を選びますと、Roy BrownのButcher Pete (Part1&2)でしょう。
原曲は、RhinoのKing Master Seriesの1枚、Good Rocking Tonightで聴く事が出来ます。
タイトルが、Part1と2となっていますが、これは当時、長い曲は、シングルの両面に、泣き別れ状態にされて収録されたからです。
ここでは、Part1から2へと変わるところで、レコード針が一旦上がって、再度下りるという、遊び心満点の演出が施されています。
力強く、そして楽しいサウンドです。
Brian Setzerと、Big Bad Voodoo Daddyが、私のお気に入りのネオ・スイング・バンドですが、このBusterおじさんも、私は大好きです。
多分、あと5年ほどあとだったら、ネオ・スイング・ブームに乗れたんじゃないでしょうか?
この人は、ジャンプだけに飽き足らず、ラテンまでやっちゃった人なのでした。
一見、ジャンルは違っても、ゴージャスでエンターテイメント性溢れる音楽性は、この人が持つ資質なのだと思います。
今年、60歳だと思いますが、どうしているんでしょう。
フジ・ロックで、若者たちを驚かせたJohn Fogertyは、65歳です。
また、趣味丸出しの新作を出してほしいものです。
【ジャンプ・ブルースの最新記事】
この記事へのコメント