2010年08月15日
メモリー・オブ・ハニードリッパーズ
80年代中ごろに、ロバート・プラントがやったHoneydrippersというプロジェクトがありました。
Ben E.KingのYoung Boy Bluesや、Ray CharlesのI Got A Woman、そしてRoy BrownのRockin At Midnightや、Wynonie HarrisのI Get A Thrillなどをカヴァーしたアルバムでした。
スワンプ・ポップのSea Of Loveは、シングルにもなって、私などは、オリジナルのPhill Phillips盤を聴くために、輸入盤店へ駆け込んで、エサ箱をかき回したのでした。
そんな、Sea Of Loveとともに、PVも作られたのがRockin At Midnightでした。
当時は、まだジャンプ・ブルースのリイシューが進んでいず、西ドイツ(当時)のベア・ファミリーが、ルイ・ジョーダンの10枚組LPボックスなんていう、採算度外視のものを出したりしていましたが、もちろん、それは例外中の例外で、とりわけKingレーベルのジャンプ・ブルースは、まともに聴く事は出来ませんでした。
そんななか、スウェーデンのルート66というレーベルが、Roy BrownやWynonie Harrisのリイシューを出し始めたのでした。
音は、完全にビニール盤から起こしたのがまるわかりのブートレッグでしたが、スクラッチ・ノイズのかなたから聴こえてくる音は、間違いなく私のあこがれの音だったのです。
それでも、Good Rockin Tonightを収録したアルバムは、すぐ見つかるのですが、目的のRockin At Midnightを収録したアルバムは、なかなか見つけられません。
I Get A Thrillは、さらにそうで、発見するまで、何度も執念深く輸入盤店に通い続けたのでした。
こういった状況は、イギリスでも変わらなかったはずですので、ロバート・プラントが、これらの曲をコレクトしていたことは驚きです。
そんな曲たちも、CD時代になって、英Aceのリイシューなどにより、クリアな音で、簡単に聴く事が出来るようになりました。
(ちなみに、当時、同じように血眼で探していたのが、Stray Catsが2ndでやっていたWasn't That Goodという曲の原曲でした。こちらは、オリジナルがWynonie Harrisであることすら、当初は全く分かっていませんでした。)
というわけで、今回も動画を作りました。
ただし、最初に作った動画は、大人の事情でブロックされてしまいましたので、完成バージョンに手を入れ、問題となっている音源を差し替えました。
そのため、プラントの画像のシーンに、40年代の素晴らしい音源が引き続き被さっています。
当初の目的とは違うものしかお見せできませんが、実は、私は先ほど見て、このバージョンが気に入りました。
ブロックされたNGバージョンを想像しながら、ご覧ください。
( ちなみに、原型版は削除していませんので、世界のどこかでは閲覧できるはずです。)
それでは、こちらをどうぞ
Ben E.KingのYoung Boy Bluesや、Ray CharlesのI Got A Woman、そしてRoy BrownのRockin At Midnightや、Wynonie HarrisのI Get A Thrillなどをカヴァーしたアルバムでした。
スワンプ・ポップのSea Of Loveは、シングルにもなって、私などは、オリジナルのPhill Phillips盤を聴くために、輸入盤店へ駆け込んで、エサ箱をかき回したのでした。
そんな、Sea Of Loveとともに、PVも作られたのがRockin At Midnightでした。
当時は、まだジャンプ・ブルースのリイシューが進んでいず、西ドイツ(当時)のベア・ファミリーが、ルイ・ジョーダンの10枚組LPボックスなんていう、採算度外視のものを出したりしていましたが、もちろん、それは例外中の例外で、とりわけKingレーベルのジャンプ・ブルースは、まともに聴く事は出来ませんでした。
そんななか、スウェーデンのルート66というレーベルが、Roy BrownやWynonie Harrisのリイシューを出し始めたのでした。
音は、完全にビニール盤から起こしたのがまるわかりのブートレッグでしたが、スクラッチ・ノイズのかなたから聴こえてくる音は、間違いなく私のあこがれの音だったのです。
それでも、Good Rockin Tonightを収録したアルバムは、すぐ見つかるのですが、目的のRockin At Midnightを収録したアルバムは、なかなか見つけられません。
I Get A Thrillは、さらにそうで、発見するまで、何度も執念深く輸入盤店に通い続けたのでした。
( こちらが、探していた2曲が収録されているRoute66盤です。)
こういった状況は、イギリスでも変わらなかったはずですので、ロバート・プラントが、これらの曲をコレクトしていたことは驚きです。
そんな曲たちも、CD時代になって、英Aceのリイシューなどにより、クリアな音で、簡単に聴く事が出来るようになりました。
(ちなみに、当時、同じように血眼で探していたのが、Stray Catsが2ndでやっていたWasn't That Goodという曲の原曲でした。こちらは、オリジナルがWynonie Harrisであることすら、当初は全く分かっていませんでした。)
というわけで、今回も動画を作りました。
ただし、最初に作った動画は、大人の事情でブロックされてしまいましたので、完成バージョンに手を入れ、問題となっている音源を差し替えました。
そのため、プラントの画像のシーンに、40年代の素晴らしい音源が引き続き被さっています。
当初の目的とは違うものしかお見せできませんが、実は、私は先ほど見て、このバージョンが気に入りました。
ブロックされたNGバージョンを想像しながら、ご覧ください。
( ちなみに、原型版は削除していませんので、世界のどこかでは閲覧できるはずです。)
それでは、こちらをどうぞ
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