2010年12月27日
スイングとジャンプで部屋一杯
今日は、朝から探し物をしていたのですが、いまだに見つかっていません。
探しているのは、私が今年の支出の記録を残すために整理してるノートです。
中身は、領収書、納品書、請求明細書などを、時系列にペタペタと貼っているだけのもので、決して支出の傾向を精査して来年に生かそうとか、そんな大それた目的のためのものではありません。
単に残しているだけです。
ノートは4冊目に突入しているのですが、その2冊目が見つからず、無駄な時間をかけたという訳です。
ほとほと疲れた私は、疲れを癒してくれる自分にとっての癒しの音楽を聴くことにしました。
1. Give It Up / N.Watts
2. Jumpin' For Joe / G.Piccolo*
3. Honey Hush / L.W.Turner
4. He Was A Friend Of Mine / H.Crawford**
5. That's The Groovy Thing / E.Bostic**
6. Red, Hot, And Blue / T.Smith
7. Take It Like A Man / C.Willis
8. Street Lights / E.Davis**
9. That's My Life / C.Willis
10. House Of Joy / D.Newman**
11. Cocka-Doodle-Doo / J.Turner*
12. Duke's Blues / D.Robillard
このアルバムは、99年にリリースされたもので、大ベテラン・バンドRoomful Of Bluesの初期の3枚から12曲をチョイスした編集盤です。
のちに1stのオリジナル・アルバムを手に入れたりしましたが、このアルバムこそ、私にこのバンドの良さを教えてくれたアルバムなので、とても愛着があるのでした。
私とルームフル・オブ・ブルースとの出会いは、アール・キングとの共演盤が最初だったと思います。
あるいは、別のアルバムだったかも知れませんが、とりあえず、ギターがロニー・アール時代のものがファースト・コンタクトでした。
このアルバムは、78年の1stから6曲、Eddie Creanhead Vinsonと共演した82年の4thから4曲、Joe Turnerと共演した83年の5thから2曲をセレクトした内容になっています。
2ndと3rdが外されていることに深い意味はなく、多分レコード会社の系列が違うからだと思います。
とにかく、中身は「ごきげん」というほかなく、その一言で終わりたい気分です。
このバンドは、もともとギターのDuke RobillardとピアノのAl Copleyを中心に結成されたようですが、レコード・デビュー前のオリジナル・メンバーには、後にファビュラス・サンダーバーズにも参加した、ドラムスのFran Christinaが在籍していたようです。
また、1stでベースを弾いたPreston Hubbardも、のちにT-バーズに在籍した時期があるようです。
その後、4thでは、ギターがRonnie Earlに交代し、5thではピアノのクレジットがなくなっています。
ピアノは、プロデューサーが弾いたのかも知れません。
プロデュースといえば、このバンドはDoc Pomasとゆかりが深いようで、1stと5thでは彼の名前がクレジツトされています。
また、ノー・クレジットであっても、初期においては関わりがあったのではないかと思います。
とにかく、分厚いホーンのユニゾンの鳴りに、ソロが切り込んでくるのが気持ちいいバンドで、初期編成では、アルト、バリトン、テナーの3本のサックスのサウンドがメインでした。
腕利きのギターリストがいましたが、あまりギター・メインで、ごりごりに弾きまくるヒューストン・ジャンプ系の曲は控えめに抑えています。
彼らは、テキサスのバンドですが、憧れて大きな影響を受けた音楽が、カンザス・シティ・スタイルだった可能性も考えられます。
クリーンヘッド・ヴィンスンと共演した4thでは、ヴィンスンのアルト・サックスに加え、更にトランペットとトロンボーンが参加して、ホーン6管となっています。
この編成は、ジョー・ターナーと共演した5thにも受け継がれ、こちらはサックス3本、トランペット、トロンボーンという5管編成です。
どの曲がどうとかではなく、全ての曲が楽しめます。
ちなみに、Cocka-Doodle-Dooでは、ジョー・ターナーのボーカルを、He Was A Friend Of Mineでは、エディ・クリーンヘッド・ヴィンスンのボーカルを聴く事が出来ます。
ターナーの持ち歌Honey Hushを歌っているのは、ギターのロビラードだと思います。
ジョーの名前をタイトルに盛り込んだJumpin' For Joeは、テナーのグレッグ・ピッコロが書いたインスト・ナンバーで、恐らくはジョー・ターナーに対する敬愛を表した曲なのだと思います。
素晴らしいスイング、ジャンプ・サウンドと、鋼のような咽喉、これに勝るものはないと言いたい気分です。
ラストのDuke's Bluesでは、デューク・ロビラードのジャジーなプレイが聴けます。
チャック・ウィリスを2曲やっているのが眼につきますが、手元にあるアトランティック盤2枚の収録曲ではないようです。
アトランティック時代は、リズム・アンド・ブルース、ロックンロールに接近した音づくりですので、その前のオーケー時代なのでしょう。
オーケー時代の日本盤を持っているはずなのですが、いつもながら確認したいときに見つからないのでした。
デューク・ロビラードのギターは、ソロではジャジー路線だと思うので、攻撃的なスタイルはT-バーズで、そして、ロニー・アールのギターは、彼のプロジェクト、ブロードキャスターズで聴くのがお勧めです。
このアルバムは、私好みの音がつまっていますが、あえて1曲を選ぶとすれば、ジョー・ターナーの貫禄たっぷりのボーカルが聴けるCocka-Doodle-Dooが一押しです。
既にオリジナル・メンバーは、ひとり残っているかどうかという感じだと思いますが、結成30年を超え、オリジナル・アルバムも20枚に達して、なお元気に活動しているようで、来年1月早々には、新譜が出るようです。
探しているのは、私が今年の支出の記録を残すために整理してるノートです。
中身は、領収書、納品書、請求明細書などを、時系列にペタペタと貼っているだけのもので、決して支出の傾向を精査して来年に生かそうとか、そんな大それた目的のためのものではありません。
単に残しているだけです。
ノートは4冊目に突入しているのですが、その2冊目が見つからず、無駄な時間をかけたという訳です。
ほとほと疲れた私は、疲れを癒してくれる自分にとっての癒しの音楽を聴くことにしました。
Swingin' & Jumpin'
Roomful Of Blues
Roomful Of Blues
1. Give It Up / N.Watts
2. Jumpin' For Joe / G.Piccolo*
3. Honey Hush / L.W.Turner
4. He Was A Friend Of Mine / H.Crawford**
5. That's The Groovy Thing / E.Bostic**
6. Red, Hot, And Blue / T.Smith
7. Take It Like A Man / C.Willis
8. Street Lights / E.Davis**
9. That's My Life / C.Willis
10. House Of Joy / D.Newman**
11. Cocka-Doodle-Doo / J.Turner*
12. Duke's Blues / D.Robillard
このアルバムは、99年にリリースされたもので、大ベテラン・バンドRoomful Of Bluesの初期の3枚から12曲をチョイスした編集盤です。
のちに1stのオリジナル・アルバムを手に入れたりしましたが、このアルバムこそ、私にこのバンドの良さを教えてくれたアルバムなので、とても愛着があるのでした。
私とルームフル・オブ・ブルースとの出会いは、アール・キングとの共演盤が最初だったと思います。
あるいは、別のアルバムだったかも知れませんが、とりあえず、ギターがロニー・アール時代のものがファースト・コンタクトでした。
このアルバムは、78年の1stから6曲、Eddie Creanhead Vinsonと共演した82年の4thから4曲、Joe Turnerと共演した83年の5thから2曲をセレクトした内容になっています。
2ndと3rdが外されていることに深い意味はなく、多分レコード会社の系列が違うからだと思います。
とにかく、中身は「ごきげん」というほかなく、その一言で終わりたい気分です。
このバンドは、もともとギターのDuke RobillardとピアノのAl Copleyを中心に結成されたようですが、レコード・デビュー前のオリジナル・メンバーには、後にファビュラス・サンダーバーズにも参加した、ドラムスのFran Christinaが在籍していたようです。
また、1stでベースを弾いたPreston Hubbardも、のちにT-バーズに在籍した時期があるようです。
その後、4thでは、ギターがRonnie Earlに交代し、5thではピアノのクレジットがなくなっています。
ピアノは、プロデューサーが弾いたのかも知れません。
プロデュースといえば、このバンドはDoc Pomasとゆかりが深いようで、1stと5thでは彼の名前がクレジツトされています。
また、ノー・クレジットであっても、初期においては関わりがあったのではないかと思います。
とにかく、分厚いホーンのユニゾンの鳴りに、ソロが切り込んでくるのが気持ちいいバンドで、初期編成では、アルト、バリトン、テナーの3本のサックスのサウンドがメインでした。
腕利きのギターリストがいましたが、あまりギター・メインで、ごりごりに弾きまくるヒューストン・ジャンプ系の曲は控えめに抑えています。
彼らは、テキサスのバンドですが、憧れて大きな影響を受けた音楽が、カンザス・シティ・スタイルだった可能性も考えられます。
クリーンヘッド・ヴィンスンと共演した4thでは、ヴィンスンのアルト・サックスに加え、更にトランペットとトロンボーンが参加して、ホーン6管となっています。
この編成は、ジョー・ターナーと共演した5thにも受け継がれ、こちらはサックス3本、トランペット、トロンボーンという5管編成です。
どの曲がどうとかではなく、全ての曲が楽しめます。
ちなみに、Cocka-Doodle-Dooでは、ジョー・ターナーのボーカルを、He Was A Friend Of Mineでは、エディ・クリーンヘッド・ヴィンスンのボーカルを聴く事が出来ます。
ターナーの持ち歌Honey Hushを歌っているのは、ギターのロビラードだと思います。
ジョーの名前をタイトルに盛り込んだJumpin' For Joeは、テナーのグレッグ・ピッコロが書いたインスト・ナンバーで、恐らくはジョー・ターナーに対する敬愛を表した曲なのだと思います。
素晴らしいスイング、ジャンプ・サウンドと、鋼のような咽喉、これに勝るものはないと言いたい気分です。
ラストのDuke's Bluesでは、デューク・ロビラードのジャジーなプレイが聴けます。
チャック・ウィリスを2曲やっているのが眼につきますが、手元にあるアトランティック盤2枚の収録曲ではないようです。
アトランティック時代は、リズム・アンド・ブルース、ロックンロールに接近した音づくりですので、その前のオーケー時代なのでしょう。
オーケー時代の日本盤を持っているはずなのですが、いつもながら確認したいときに見つからないのでした。
デューク・ロビラードのギターは、ソロではジャジー路線だと思うので、攻撃的なスタイルはT-バーズで、そして、ロニー・アールのギターは、彼のプロジェクト、ブロードキャスターズで聴くのがお勧めです。
このアルバムは、私好みの音がつまっていますが、あえて1曲を選ぶとすれば、ジョー・ターナーの貫禄たっぷりのボーカルが聴けるCocka-Doodle-Dooが一押しです。
既にオリジナル・メンバーは、ひとり残っているかどうかという感じだと思いますが、結成30年を超え、オリジナル・アルバムも20枚に達して、なお元気に活動しているようで、来年1月早々には、新譜が出るようです。
Cocka-Doodle-Dooです。
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