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本家ヘタウマ

 今回は、前回の続きです。
 前回は、元祖へたうまシンガーでしたが、今回は、本家へたうまシンガーです。
 紹介するのは、Arthur Alexanderです。
 BeatlesのAnna(Go to Him)や、Rolling StonesYou Better Move Onはもちろん、60sビート・バンドは、みんな大好きだったのが、Arthur Alexanderです。


Lonely Just Like Me
Arthur Alexander




 彼は、60年代のヴィンテージ期は当然良いですが、このアルバムの素晴らしさは格別です。
 Reggy Young(g)、Dan Penn(g)、Spooner Oldham(p)、Donnie Fritts(p)、Gene Chrisman(ds) など、メンフィスやマッスル・ショールズの名人たちが、多数参加しています。
 彼らは、Arthurの古くからの友人でもあります。
 @If It's Really Got to Be This Way、DLonely Just Like Me、EEvery Day I Have to Cry Some、FIn the Middle of It Allなど、珠玉の名曲ぞろいだと思います。心に染みてきます。
 @、E、Fは、それぞれロバート・プラント、グレアム・パーカー、ニック・ロウの名カヴァーがあります。
 
1.If It's Really Got to Be This Way
2.Go Home Girl
3.Sally Sue Brown
4.Mr. John
5.Lonely Just Like Me
6.Every Day I Have to Cry Some
7.In the Middle of It All
8.Genie in the Jug
9.Johnny Heartbreak
10.All the Time
11.There Is a Road
12.I Believe in Miracles


 今は、ライヴなどのホーナス・トラックを追加収録した、07年発売の「Lonely Just Like Me : The Final Chapter」が手に入れやすいかもしれません。

 ヴィンテージ期を聴いたことがない方には、89年の英Ace盤「The Greatest」がお薦めです。
 しかし、06年に同じ英Aceから出た、なぜか同名の「The Greatest」には、大量の未発表テイクが収録されましたので、こちらも買う以外ないです。
 ただ、残念ながら、これらの盤には、Every Day I Have to Cry Someが収録されていません。
 私は、この名曲の本人盤を聴くために、93年のRazar&Tie盤、「The Uitimate」を手に入れました。これは、今でも手に入るんでしょうか? というか、Razar&Tie自体、最近見かけません。( リイシュー・レーベルではなくなった?)
 そういえば、「Adios Amigo」というトリビュート盤も、Razar&Tieから出ていたのでした。
 アトランティック音源の素晴らしいリイシューをやっていた、Sequelレーベルなども、見かけません。両レーベルとも、どなたか消息をご存知でしょうか? (それとも、私がめっきりストア買いをしなくなったから見てないだけ?)

 そして、英Aceからは、その後のMonumentや、Sound Stage Sevenからリリースされた音源をコンパイルしたアルバムが出ています。
 これまた未発表テイク、未発表曲満載で、当然必聴です。
 相変わらず、オリジナル中心で、尽きせぬ創造性の高さを感じます。
 アラバマが生んだ、偉大なコンポーザー、シンガーだと思います。
 いつでも、代表曲が聴ける環境であってほしいです。












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