アフィリエイト広告を利用しています

広告

posted by fanblog

沼地のハーモニー

 日本人好みの哀愁のメロディ、ポップでいなたくて、ドゥー・ワップにも通じるジェントルな雰囲気も漂わせる、それがサウス・ルイジアナで生まれたリズム&ブルース、スワンプ・ポップです。
 以前は、ティアドロッパーともいわれていましたが,最近はあまり聞かなくなりました。
 そのスワンプ・ポップの代表的グループが、クッキーとカップケーキというふざけた名前のバンドです。
 でも、名前はふざけていますが、内容は素晴らしいの一言です。


Kings of Swamp Pop
Cookie and the Cupcakes


 このての編集盤は、みんな同じような選曲が多いですが、このアルバムは、Goldband や Jin などの代表的な吹き込みを収録した、かなりの優れものです。
(代表曲の Mathilda も2バージョン収録しています。)

01 Got You On My Mind
02 Mathilda
03 I'm Twisted
04 The Great Pretender
05 I've Been So Lonley
06 I Cried
07 Breaking Up Is Hard To Do
08 Betty And Dupree
09 I Almost Lost My Mind
10 Feel So Good
11 Charged With Cheating
12 Sea Of Love
13 Close Up The Back Door
14 Until Then
15 Even Though
16 Honey Hush
17 Belinda
18 Trouble In My Life
19 Who Would Have Thought It
20 I Had The Blues
21 Walking Down The Aisle
22 Franko-Chinese Cha Cha Cha
23 Shake 'Em Up
24 Mary Lou Doing The Pop-Eye
25 Just One Kiss
26 Since Your Love Has Grown Cold
27 Cindy Lou
28 Such As Love
29 Married Life
30 Mathilda


 初めて聴いたのはLP時代で、D I've Been So Loneley にいきなりしびれました。
Some Cooke Bring It On Home to Me を思わせるピアノのイントロで始まり、むせび泣くようなヴォーカルが、深南部の湿地帯の世界に旅立だせてくれる哀愁の名曲です。

 Freddy Fender のカヴァーが有名なAMathilda や,クラプトンがやってしまった@Got You On My Mind はもちろん,Chuck Wills のGBetty and Dupree も良いです。
 MUntil Then では、野太いバリトン・リードに、(21)Walking Down The Aisle では、ハイ・テナー・リードに絡む、至高のハーモニーに酔わされます。
すべてが美しいです。

 この後,ジョニー・アランあたりで満足できたら、一時的な流感なのでご安心を。
 でも,もしシェルトン・ダナウェイや、リトル・アルフレッドアーネスト・ジェイコブズキャロル・フランらの、フューチャリング・ヴォーカリスト達のリーダー作を追っかけるようになったら、あなたは、もう完全な病気です。 

Welcome to Our World



 私は、最近、「Swamp Pop Sweethearts 」というコンピレーションを購入しました。「Swamp Pop Gold」というコンピレーション・シリーズのスピン・オフともいうべきもので、女性の名前をタイトルにした曲を集めたアルバムです。
 当然のように、アルバム冒頭には、Cookie&Cupcakes のMathildaが収録されています。末尾の収録曲は、Worren Storm が歌う、御大 Fats Domino のカヴァー、Rose Mary でした。納得です。





この記事へのコメント

   
×

この広告は30日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。