シベリアからの寒気団が朝鮮半島の両側を通って日本海で合流して、強大な雪雲の帯を作る。これが、最近天気予報などでも耳にするJPCZ=日本海寒帯気団収束帯である。
大量の雪を供給する雪雲の固まりだから、これが居座ると、今年の1月の福井での豪雪で、大量の車が国道で足止めを食ったような豪雪になる。
(NHKより)
今週は、このJPCZが、発生しそうだということだが、明日にかけて、特に活発になっているようで、昨日までの雪の降り方とはちょっと違うような激しさで夕方から降り始めている。夏の暑さも劇的に変わってきていて、冬の雪の降り方も変わってきている。
どちらも、海流の温度変化なども大きく影響するし、もちろん大気の温度も影響する。つまり地球環境の変化が、気候を変えているのだろう。
私が子供の頃の50年以上前とは、はっきりと四季が変わってきていると実感する。
昔は、シベリア寒気団の来訪を、冬将軍の到来と称して、天気予報の天気図にもちょっと悪そうな将軍のイラストが登場していたが、最近はめっきり見なくなり、言葉も使われなくなったように思う。それも、お天気の変化を象徴していることなのかもしれない。
明日の朝、どれくらいの積雪になるか気になるところだが、冬将軍様、いやJPCZ様、どうぞお手柔らかにと願いたい。
#大雪 #JPCZ
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