特に歯周病はアンチエイジングにとって大敵です。
中でも「歯周ポケット」と呼ばれる歯と歯肉の間にできた隙間が6mm 以上になっている重症歯周病患者は国内に1100万人もいると推計されており、細菌(歯周病菌)が全身に流れていく事で認知症、脳血管疾患(脳卒中)、心血管系疾患(心筋梗塞)など、様々な全身病のリスクを高める可能性がある事が知られています。
歯周病は、外科的な治療が必要な重症例以外は、歯科医院で歯周ポケット内の歯垢(プラーク)を取り除く「歯の掃除」」をして貰う事(プラークコントロール)が最も重要な治療プロセスになります。
更に患者さんの行動変容を促す為、治療状況を患者さん自身が確認する事も重要であると言われます。
この程、東北大大学院の菅野太郎教授らの研究チームが歯周病治療器「ブルーラジカル P ―01」と、患者行動変容アプリ「ぺリミル」を開発しました。
この機器は、消毒剤として用いられる3% 過酸化水素に青色可視光(波長405㎚ 付近)を照射する事で、光分解反応を引き起こしてヒドロキシルラジカル(活性酸素の一種)を生成し、歯周病菌を殺菌・除去します。
歯科医院で行われている超音波振動での「歯の掃除」と同時に、歯周病が進んでいる歯周ポケットの中で殺菌を行う為、細菌を効果的に除去して治療できるものです。
愛媛大医学部教授 伊賀瀬 道也
愛媛新聞 加齢に対抗する為にから
殺菌・除去できる歯周病治療器が開発されたらしい。
自由診療でなくなったら、受診した方が良いと思う。
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