キスの味

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未明まで降っていた雨も上がり、さわやかな朝になったよ。

金星探査機「あかつき」の動向も心配だよね。
JAXAの英知が結集しているであろうに。

昨夜はひさしぶりにシフォンケーキを作った。
数年ぶりかなぁ。

先日あった会食で、知人が作ってきたシフォンケーキが
とても美味しく作ってあったので、奮起してみた。

シフォンケーキは卵白の泡立てが命。

ケーキ型２０センチに卵を６個使う。
電動の泡だて器を持っていないので、
泡だて器でひたすら泡立てる。

頃合いを見て、砂糖を加え、
卵黄の方には、残りの砂糖や牛乳やサラダ油、粉を混ぜていく。
メレンゲ状態になった卵白を混ぜ合わせた卵黄を混ぜる。

ケーキ型に生地を落とす。
オーブンで１７０度で約５０分ほど焼く。

４５分ぐらいで大分膨らんでいた。
串を指しても生焼け生地がつかなかったので、
オーブンから取り出し、型から外した途端、
シフォンケーキはへにゃへにゃとなってしまった。

うーむ、まだまだこれからだなとそのケーキを見ているところに
家族が帰ってきた。

「あれ、どうしたの？その出来損ない」

出来損ない。

久しぶりに聞いた言葉だ。
確かにみるからに出来損ないだ。
シフォンケーキの片方はなんとか高度は保っているが、
片方は崩れ落ちている。

今度はシフォンケーキだねと言われるように。
出来損ないだけど、
味はとてもよかったシフォンケーキに頑張るよのキッス。

今日は大雪。
でもこの暖かさは、秋だよ。
寒いのは嫌だけど、もうちょっと寒くないと、
自然界がびっくりしてしまうよねぇ。

今朝、車で出勤した。
来る途中、おばさん連中が脇道を幹線道路に向かって
歩いているのが見えた。

私はその幹線道路で、信号待ちをしていた。

するとその中の一人が、大きく手を振っている。
私はちょっと目が悪いので、
よく目を凝らしてみると、近所に住むおばちゃんだった。

私も車の窓を開けて、振りかえす。
「おはよう」の代わりの挨拶だ。

しばらくすると、今度はおじさんが手を振ってきた。
交差点で見守りをしてくださっているこれまた、
近所のおじさんだった。

「朝から、車なんて珍しいねぇ。気を付けて運転するんだよ」と
道路の向こう側から大声で言われた。

手を振って、お互いつながりあう。
朝からハッピーなキッスだね。

今朝は、曇りがちだよ。
昨日は冬晴れならぬ、秋晴れの1日だったのにね。

昨夜はちょっとしたイベントで、家族がお寿司を作ってくれた。
その傍らに私の好きなビール。

このところ、寒くなってきたので、
頂く本数も減ってきた。
日ごろ、頂くのは缶ビールだ。

だけど、昨日は633mlの大瓶で頂いた。

まず、冷え方が違う。
そして、味も違う。
缶はどうしても、缶の味がついている。
そして、雰囲気も何となくいい。

そういえば、飲料業界からはほとんどビンは姿を消してしまった。
牛乳も紙パックだ。

小学校時代のビンで牛乳を飲んだことが懐かしく思える。
いまだと、銭湯に行くとビン入り牛乳が販売されているから、それを頂く。

時代の流れだろうが、やはり飲み物はビンに限るなぁと思った夜だった。
ビンに、ひんや〜りのキッスだね。

今朝は穏やかな朝になったよ。
昨日は台風一過のような夏晴れを思わせるような天気にもなったりで、
冬は何処へだよねぇ。

未明の空、明けの明星が東北新幹線の開通を祝うかのように
照り輝いていた。
そのあと、ひっそりと細い三日月が後を追っていた。

苦節38年。
開通を待ちわびた人は多いだろう。

今朝のニュースで、青森駅が映し出されていた。
立派な駅舎だった。

20年前によく降り立った青森駅の雰囲気とは、
全く異なる、あたりまえだけど。
本州の北まで来たなぁと思わせてくれる駅舎だった。

今日の開通で、日本がもっと近くになるのだが、
心配なのは、その間の地域の過疎化がもっと進んでしまうことだろう。

瀬戸大橋も開通した時も、それ自体はよかったが、
その間の島々の人たちは過疎化を憂いていた。
時代の流れといえば、それまでかもしれないが。

3年後には北海道まで新幹線が行くようだ。

便利と裏腹に、心まで失わないようにしていきたいよねぇ。

東北新幹線開通におめでとうのキッス。

今朝の大雨はすごかった。

雨が降っていたので、自転車にしようか、自動車にしようか迷った。

それほど降り方も激しくなかったので、山用の合羽を着て出発。
登校途中の小学生たちも雨に降られながら、大変そうだった。
この雨で道路も車で渋滞している。

職場までは、途中雨が激しくなったものの、なんとか大丈夫だった。

職場についた途端、いわゆる集中豪雨。
何年ぶりかだった。

道路の排水溝の排水機能がパンクして、
商店街の歩道まで水が押し寄せてきた。

私は長靴だったので良かったが、
皮靴やパンプスや運動靴を履いている人たちは、
もう諦め顔で、ぐっしょり水に入ったまま、歩いていた。

この時期の豪雨、それからこの高温。
遥か、チベットの氷河も解けているだろうと心配になったよ。

自然のすごさに改めて、敬服のキッスだね。

今朝も冷え込んだけど、穏やかな朝だよ。
未明の東の空には、明けの明星を連れた三日月が浮かんでいた。

昨夜は湯豆腐を頂いて、早くに就寝。
最近、身体が疲れているせいか、よく寝られる。
どれだけ寝ても、まだまだという感じである。
昨日、あった熱もおさまり、身体は通常営業のようだ。
身体も発熱をすると、それっ！という感じで、
各方面から応援部隊がやってくる。
火消しに成功すると、お疲れ様と言ってまた戻っていくという感じだ。
大元の私は、もう少し気を配ってあげないといけないなと反省したよ。

そうやって疲れているせいか、
長年使っていたピーラーがなくなってしまった。
今朝、レンコンの皮を剥こうとしたら、
小物入れにピーラーがないのに気が付いた。

日曜日に大量のコロッケを作った。
その時にジャガイモの皮をむくのに使った。
いつもは使ったら、洗ってすぐ小物入れに入れるのに、
その日は、多分シンクに置きっぱなしになってしまったのだろう。
シンクにある生ごみと袋に入れられて、捨てられてしまったのだ。

あまりピーラーを使う習慣がないけど、
細長くて使いやすく、重宝していたのに…

こんな形でお別れするなんてごめんなさいとピーラーに謝った。
そして長年、お世話になりましたのキッス。

今日から師走。
1年は本当に早いものだ。
年を経るごとにその速さは加速度的に増しているような気がする。

12月は私の誕生月でもあるし、
なんだか心ウキウキの月でもあるんだよ。

そのおめでたい月なのに、
昨日、どうもウイルスをまたもらったようだ。
夕方、のどに張り付く感じを覚えた。

帰宅すると立っていられなくなって、
しばらく横になると、楽になった。

夕ごはんは食べずに、そのまま寝る。
起床時の基礎体温は、37.5度。

洗濯や食事や、お弁当作りをこなすものの、倦怠感。

職場についても、だるい。
発熱と倦怠感しかないので、見た目は元気そうかもしれない。
12月は仕事も忙しいのに、月初からこんな調子ではいけない。
11月後半からどうも体調が整わないなぁ。

身体を温めてウイルス君を撃退して師走に臨もう。

意欲が沸かない身体とは重いなぁのキッスだね。

今朝はよく冷え込んだよ。
北海道や山からは雪の便りが届く。

朝、いつものように近くの神社へお参りに行った帰り、
近くの畑一面に霜が降りていた。
そしてそこに見事な大根が数十本干してあった。
一緒にいた家族が
「あれは何をしているの？」と聞いてきた。

そうか、都会とは言えないが、田舎とは言えない地域で育つと、
農作物の様子が目の当たりに出来ない。

「お漬物を作るために干してあるんだよ」と教えると
「黄色い漬物？岐阜のばあちゃんも作るんだよねぇ。
紅白を見ながら、かじるのが美味しいんだよねぇ」と言っていた。

私の母は、毎年、大きな樽に自分で育てた大根を漬けこむ。
塩辛くて、甘くて、黄色いぱりぱりとした漬物ができる。
母も、年々年老いてきた。
あのおいしい漬物もいつまで食べられるのだろうかと思った。

家族が家でも作ろうよと言ったので、家にあった大根を早速2本干してみた。
割り干し大根の漬物ならできるかも。

冷え込んだ朝に見かけた干してある大根に、故郷の母に元気でいてねのキッス。

今朝もいいお天気になったよ。
朝は冷えたけど、北国ではもう雪なんだよねぇ。

昨日、知人と外食へ行った。

夕方なので、混んでいるせいか、喫煙席しかなかった。
知人が急いでいたので、タバコを吸わないが喫煙席に通してもらった。

喫煙席だけあって、みんなよく煙草を吸う。
食事中も吸っている。

ご飯の味は変わらないのだろうかと余分な心配にもなる。

煙が流れてくる。
私はあまりタバコは嫌いな方ではないので、気にならない。

そのうち、家族の一人が、
「後ろの席の人、お母さんがタバコ吸っているよ」と教えてくれた。

「お母さんは吸っちゃダメなの?」と聞くと、
「うーん、お母さんはあまり吸わない方が子供にはいいと思うよ。
だって子供も煙を吸うでしょ」と答えた。

学校で禁煙教育を受けているせいか、
タバコに対してはちょっとした嫌悪感を持っているようだ。

先日、新聞で日本では受動喫煙が原因でなくなる人が
1年に7000人いると報じていた。

喫煙席での食事は今一つだったが、
知人もおいしく料理を頂いていたようで、何よりだった。

喫煙は目に見える害だが、
目に見えない害もたくさんあるのだろうなと思った夜だったよ。
タバコにスモーキーなキス。

今朝は暖かいぐらいの朝だよ。
お布団干しに最高な感じ。
こんな日は山も気持ちいいのだろうなぁと思いながら、
ラジオから流れる音楽に乗りながら、お洗濯にはげんだ。

最近、音楽のツールは目覚しい進化をとげていて、
もうついていけない。

実家には、いまだにオープンリールがひそかに寝ている。
レコードかかけられるステレオもそのままに置いてある。
ラジカセもある。
私が昔使ったウオークマンも、壊れたまま実家にある。

これらは、幼少の頃、音楽に親しむきっかけをくれたものばかりだ。
その当時にしては、高価なもので、
レコードの針も折らないようにそーーーとおろしたものだった。

だけど、今は携帯やPCで簡単に聴くことが出来るようになった。
音楽に対する愛情も違ってくるのだろうか？

だけど、いつの世にも音楽は人の心を癒してくれるし、
元気にもしてくれるし、
思い出にも浸らせてくれる。

音楽のツールは変化していくけど、
音楽を愛する心は永遠だよね。

はるか悠久の昔から続いている音楽に鼓動のキッスだね。