キスの味

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今朝も冷え込みがそれほどでもなかった。
風があまり吹かないので、外に干してある鶏の胸肉の乾き具合が
ちょっと心配だったりで。
だけど、このところ雨も降らず、湿度が低い。
それに花粉症もちらほら出いるようだし。
日の入りも少し遅くなり、5時を過ぎてもほんのり明るい。
春はそこまで来ているよねぇ。

昨日、荷物を出しに近くの郵便局へ行った。
待っている人が10人いた。
窓口が3つあいているから、まあ何とか進んでいるようだった。

待ち札を機械から取り、
後ろの方に立って、窓口の様子を見ていた。

一人の人が窓口での対応が終わり、
局員の人が処理をしている間、
ちょっとした時間の隙間ができる。

待っている身としては、自分の待ち番号が押されるのを
電光掲示板で見守る。

するとアレアレ〜ということがあった。

何気にきたおばあちゃんが
そのあいている窓口にいって、
「しゅいませ〜ん、切手を1枚くだされんか」と言っている。

おいおい、番号を取るんですけど、なんて思いながらも、
窓口の局員さんもテキパキと渡し、
次の待ち番号を押していた。

お！！！
瞬時の割り込み。

後ろで待っているみんなは
しょうがないねぇという感じでおとなしく待っていたね。

今は機械や番号で、
きっとご年配の方には良く分からないことが多過ぎるだろう。

そんな人たちも温かく受け入れていかれるような
雰囲気になりたいよねぇ。

すると別のおばあちゃんが自分の番号を呼ばれたので、
いそいそとその窓口で用を足した。

待ち札を手でギュッと握りしめていた。
用が終わると、その待ち札をごみ箱に捨てていた。

もちろん、局員さんはそのおばあちゃんが
その番号の人とは知らないので、
何度もその番号を連呼していたが、
次の番号の人を呼んでいた。

なんだか、心がほんわかしたよ。

スピードが速くなっている昨今、もっとスローリーでもいいんじゃないねぇ。
おばあちゃんにウオームなキス。

今朝は冷え込みも少し和らいだよ。
洗濯物もちょっとホッとして干せたりできるよ。

昨日、家族で立てた目標を書いた紙をパウチした。

家族がそれを見て、
「閉じ込められてしまったね」と言った。

本当に子どもの感性は素晴らしいし、
視点が自分でなく、そのものにすぐいくんだよね。

私たち大人は、ハイ、パウチしましたで終わり。
それを子ども達が違った目で表現してくれる。

そうかぁ、閉じ込められてしまったかぁと変に納得していたら、

「お母ちゃん、どちらに消しゴムが入っている?」と聞いてきた。

少し膨らんでいる方の手を指さしてみたら、
「ざんね〜ん、こちらの手でした」と言って
もう一方の手の中に消しゴムがあるのを見せた。

「じゃあ、もう一回」と言って、
今度はあまり膨らんでいない方の手を指したら、
また違った。

うーむ、私の勘はにぶいなぁと思った。
もう一回やっても、当てられなかった。
4回目、気の短い私は両方！と言って手をあけさすと、

なんと！！
両方に消しゴムが入っていた。

恐るべし〜

「この手はふつう、２回ぐらいまでしか使えないけど、
お母ちゃんは何度でも大丈夫だよねぇ」って。

全く、純粋なのか、ずる賢いのか、
子どもの不思議な感性にワンダフルのキッス。

今朝の冷え込みも厳しかったよ。
手水屋の水も容赦なく、一面に氷がびっちり張っていた。
今日は鏡開きで、お正月モードからそろそろ、おさらばだね。

昨夜は家族で今年の目標を書いた。

一人ひとりA４の紙に書いて、パウチをして
台所の壁に貼っておく。

何かの機会で、お互いにやれている？とか、
自分自身ふりかえったりしている。

ちなみに昨年の私の目標は、
「勉強をする」だった。
仕事や家事などに追われ、勉強時間の確保がなかなか難しかった。
その中でも、自分では何とか７０％ぐらいはできたかな？
という感じだった。

家族の一人は、
「お母ちゃんのアキレスをたすける」とあって、
得意満面によく手伝えたと言っていた。

今年もそれぞれ、みんな自分の目標を紙にしたためた。
私は「料理とお菓子作りに精を出す」にした。

家族がよりよい生活を送れるよう、
食生活から美味しくサポート出来たらいいなと思う。

１年３６５日。
来年の今頃には、腕が上がっているようにとファイトのキッス。

今日は成人の日。
月曜日が何故か祝日になって、毎年、成人の日が動くのも
どうかと思いつつ。
寒さがだんだん増してきて、朝の洗濯物を干す手が辛い。

昨日の夕方、近くの大神宮へ初詣に行った。
以前は浅草や成田山まで足を延ばしていたが、
家族の都合で時間が取れなくなってきた。

特にどこの！というこだわりがなく、
毎年、今年はどこへ行ってみる？なんていうのりで、
初詣に行く。
そんなわけで家のお守りも数種の神社、数種の寺のものがある。

古いお札を納めようと思いつつ、
一か所にまとめておくが、取り残しもある。

今年は少しゆっくり家にいられたので、
前からあったお札やお守りたちも神社で納めていただこうと
持って行った。

夕方も6時を過ぎていたが、
お札納めどころはまだあいていた。

お札やお守りを購入したところで、
古いお札などはどうすればと尋ねたら、
こちらでお納めします、と言われた。

持っていた紙袋を渡したら、
「中身を確認します」と言って中のお札やお守りを出した。

宮司さんは成田山のお守りを返し、苦笑しながら、
「ここでは駄目です。熱田神宮のはいいですが」と言われた。

端正な顔立ちの宮司さんも
ちょっとやれやれという顔つきだった。

毎年は、境内にある大きな箱にお願いしますといって、
無造作に納めていたが、
こんな風に確認されたのは初めてだった。
しかも年明けに来て、全くと思われたかなぁ。

心の中ですいませんと言いながら、大神宮を後にした。

ようやく古いお札から新しいお札になった神棚に
今年もお世話になりますのキッス。

今朝は昨日の冷え込みより気持ち、和らいだような感じだよ。
だけど、神社の手水屋の水は氷がしっかりと張っていた。

辛いものが大好きな私は、寒くなるとキムチが食べたくなる。
それに、このキムチを楽しみにしてくれている人がいる。

今季、2回目のキムチだ。
漬け方は様々だが、私は先にキムチの素となるものを
先に作っておく。

大根、ニンジンの細切り、ニラ、ネギ、
ニンニク、しょうが、唐辛子、あみ塩辛、
こんぶ、ナンプラー、リンゴなどなどを混ぜ込んでおく。

白菜は1日ほど乾かし、下漬けをする。
そしてそれにキムチの素をまぶすだけ。

キムチも何の料理にでも合うし、
ご飯も美味しく頂ける。

美味しく漬かったキムチにマシッソヨのキッス。

今朝は神社の手水屋の水が凍っていたよ。
寒さのあまり、勘弁してください〜冷たいです〜
と道中、叫びながら職場まで来た。
小寒の昨日は割と暖かかったのに、さすが寒の入りであった。
北国では猛吹雪や大雪。
これからしばらく、日本も寒さに耐えながら〜だよね。

昨夜は仕事も早めに切り上げて、
実家から大量にもらった青菜と奮闘した。
大根、カブの葉っぱだ。
量にして、４５リットルのごみ袋に満杯だった。

まず、水できれいに洗って、それから大鍋でゆでる。
水でさらした後、１センチぐらいに切った。
これを何度も繰り返す。
ゆで汁がきれいな緑色で、
しかも農薬をほとんど使っていないから葉っぱの香りだけだ。
もうこれだけでおしまい〜という感じだった。

さて、何を作ろうかなぁと思い、
まず私が大好きなちりめんじゃことの炒め煮をした。
ごま油と青菜とじゃことごまを炒めるだけ。
ふりかけにもおにぎりにも合うんだよね。

次はおからに投入した。
いつもは小松菜を使うのだけど、
代わりに青菜を入れたら、結構歯ごたえがあって美味しかった。

大根と牛すじ肉の煮物のトッピング。
これはちょっと量がさばけないけどね。

最後に今朝の七草粥に使った。
ちょっと量が多すぎて、七草汁みたいになってしまったけど。

残りは冷凍庫に入れた。
また面白いレシピを考えてみようっと。

青菜三昧にうさぎちゃん気分のキッスだね。

小寒の割に、今朝の冷え込みはちょっと緩やかで家事もテキパキ。
この冷え込みが次の季節へのバトンタッチなんだよねぇ。

家族が本日より学校。
冬休みは緩やかな生活をしていたので、朝の起床が辛そうだった。
「朝は暗いと起きる気にならないんだよねぇ」と。
そうだよね。
人間ってこの太陽のおかげで暮らせているんだから〜と思いながら、
まだ薄暗い中、玄関を元気に出ていく家族を見送った。

昨日は、買い出しで３軒のお店を回った。

いでたちは黒いパンツにウインドブレーカー。
パッと見はオジチャン系に見えるかな?

不思議なことにその３軒で、お客様に商品の場所を尋ねられたことだ。

１軒目はホームセンター。
私は、手にボールや台を持って物色していた。
すると、かわいいお姉ちゃんが
「すいません〜電気はどこですか？」と聞いてきた。
ここのお店は初めて来たところだったし、分からないので、
「ここのものじゃないですよ」と言ったら、
「アッ、すいません〜」と去って行った。

次はスーパー。
ここでも商品を探していたら、
おばあちゃんに
「お菓子売り場はどこですか？」と聞かれたので、
馴染みのスーパーだったので、そこにご案内した。

３軒目は酒屋。
「ウイスキーはどこにありますか？」と
おじちゃんに聞かれた。

しかも、道を歩いていると、道を尋ねられることも少なくない。

うーむ。

果たして私はやはり隙だらけなのだろうかと思いつつ、
家族に話してみたら、
「おかあちゃんは話しかけやすいんだよ」と言っていた。

だけど、問題が一つ。
イケメンには、なかなか声をかけてもらえない。
それも家族に言ったら、
「イケメンは人に頼らないんだよ」って。

なんて、お正月モードが抜け切れないけど、
まあ、人にちょっとだけ親切が出来るから、
ハートポカポカのキッスだねぇ。

今朝もちょっと冷え込んだよ。
世間はまだお正月モードが抜けないようで、
昨日もお昼を過ぎているのに、
おはようございますと何度か言われた。
それとも私の顔もまだまだお正月モードなのかなぁ。

実家へ帰省したとき、必ず頂くもの、
それは「味噌煮込みうどん」だ。

関東ではほとんど見かけないし、あったとしても、
中部地方のものとは味が全然違う。

一宮SAの味噌煮込みうどんを頂いた。

こってりとした赤みそと腰のあるうどん。
辛いもの好きな私は、辛み味噌煮込みうどんにした。
身体が芯から温まるほど、辛く美味しかった。
これを頂くと、こちらへ戻ってこようかなぁという気にさえなる。

家族は関東育ちなので味噌味はあまり馴染めないようだ。
ところが、メニューは笑えるほど、味噌がらみ。

カツ定食も味噌がたっぷりかかっている。
食べられるものといえば、カツカレーぐらいだったようだ。

小さいころから食べなれたものは、
大人になっても忘れることなく覚えているものだよねぇ。

辛み味噌煮込みうどんに郷愁のキッス。

2011年、平成23年。
明けましておめでとうございます。
今年もたくさんのキスをして愛あふれる1年にしたいな。

お正月は毎年恒例、私の実家で姉妹家族が集まり、過ごす。
ただ、商売をしているのでのんびりお正月モード
というわけにはいかないが。

年に数回の帰省。
近所は年を追うごとに変わってくる。

そんな中で変わらないもの。
それは伊吹山だ。

頂きに雪をかぶり、どっしりと構えている。
年々、雪の量はずいぶん減ってきているが、
山の雰囲気は変わることなく、そこにいてくれる。

故郷でいつも優しく迎えてくれる伊吹山に
今年もよろしくねのキッス。

今朝も空気が冷たい。
だけど日差しが心地よい大晦日だ。
電車に乗っている人も少ない。

今年はアキレスのオペから始まり、
家族の入学などや、環境が大きく変化した年だった。

足が思うように動かず、ずっとジレンマを抱いていた。
前へ進まなきゃと思いつつも、足を取られて立ち往生している状態がずっと続いた。

妻、母親、主婦、社会人として何一つまっとうに出来ず、
ただぐずぐずしているだけ。

私が一人、落ち込んでいても変わらぬ家族の態度。
こんな私を責めず、家族のみんなはそれぞれの生活をしている。
慰めるでも、無視するわけでもなく。
私はこの家族にいつまでも甘えていていいのだろうかと
思った瞬間、なんだか心が軽くなった。

私は今まで、自分の気持ちを大事にし過ぎたと思った。
自分の気持ちは今までたくさん、受け取ってもらえた。

これからは、家族の気持ちを受け取り、
家族がうまくいくようにするのが私のつとめなんじゃないかと、
ようやく思えるようになった。

家族の中で人間関係を培い、世の中へ出ていき、
またそこで人間関係を構築していく。

長い時間がかかったけど、家族を支えていけたらと思えた年だった。

来年も笑顔の絶えない家族でいられるように。
愛する家族にキッス。