2016年09月03日
感情がビジネスになるというお話。
人材・教育業 ブログランキングへ
昨日、急きょ休みをもらいまして。
その合間に会社にメールしたら、「土・日は全休にします。客先・委託社員にも通知済み」とかキタ。
「客先から緊急の電話が来たら、それくらいは個別対応してね」という注釈はあったものの、そんなの当然でしょ。
つまり、思いがけず3連休になっちゃった訳です。
少しはやりたいこと、やります。暇があったら何度も更新したりしてw
昨日、録画してあったテレビ番組を数本観ていましたが、その中に
テレビ朝日の「イチから住 〜前略、移住しました〜」という番組がありまして。
田舎暮らしに漠然とした憧れがあるので、結構観てたんですが。
普段は、脳みそ空っぽ状態で「田舎町良いな〜」程度の思考で観てたんですが、
この番組はどういう意図で作られているのかな?という方向で考えてみました。
仕事の思考に少し切り替えてみたんですが。
まず、「移住生活推奨」というか、「こんな生き方もあるんですよ」的なソフトな意図。
それに、田舎暮らしの実態という情報提供。
そんな、教科書通りの素敵な意図も色々あるでしょうけど。
しかし、そんなことだけでは数字は取れません。
では、何か。
田舎暮らしに憧れる人に、憧れの対象物を美化してみせることで、視聴率を稼ごうというわけですね。
テレビ側に用意されたフィールドで、芸能人が田舎暮らしを楽しみます。
完全移住ではないので、苦労の程度もそこそこ。
本当の移住なら、すっげー苦労するだろうな、という場面が随所に現れます。
テーマや番組の内容ともども、人を不快にさせる要素が無いという点では、気休め的に観ていられる良い番組です。
テレビ番組という媒体を使い、憧れをビジネスにしてる訳ですね。
同じように、人間の感情をビジネスにしているのが24時間テレビ。
「感動ビジネス」ってやつです。
日本中から3億集めるのに10億近い経費が掛かっているだとか、
チャリティーなのに芸能人に高額なギャラが出ているとか、
昔から批判が殺到していますが、番組は続いています。
芸能人に100キロ走らせて、感動を無理やり創り出すという論点もあります。
まぁ、捉え方は自由ですが。
個人的には24時間テレビは嫌い。
何か、世の中を無理に扇動している気がして。
もう少し、他に方法あるでしょ。
まぁ、人間の感情を対象にしたらビジネスは成り立つ、というお話でした。
ビジネスの奥底に眠るヒントですね。
↓感情=ビジネスの本をテーマにした本がなかなか無い(あったら教えてほしいです)ので、過去に面白かった本だけ。↓
ウェディング系とか、「感動を生み出すビジネス」ってテーマは少し違う気がしますねぇ。
そんなビジネスでも相手の心を動かすのは可能。その領域ってメッチャ難しいけど。
労働問題 ブログランキングへ
ビジネス・業界 ブログランキングへ
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image