自動車産業＝ブラック企業、はある意味正解。: 私は明日クビになる　～ぶら下がりリーマンブログ～

2016年06月29日

自動車産業＝ブラック企業、はある意味正解。

おはようございます。

今週も休みが無くなりそう。。。

まぁ、仕事そのものは順調だから仕方がない。

さて。

イギリスのEU離脱決定後、経済は崩壊しかけていますね。

マジ、やばそう。

今年の後半は、マジで日本経済破滅に向かうかもしれません。

そんなニュースが目立つ中、

仕事しながら想うのは、改めて世の中にはブラック企業が多い、ということ。

どこかのブラック企業の創業者が言い訳したように

「ブラック企業の定義をハッキリさせるべき」などというバカバカしい次元では、何も解決しません。

賃金の不払い等、違法行為があればブラック、それ以外はブラックではない、などという定義を作ったら、

企業はやりたい放題＝労働者の離職増大＝非正規雇用大多数の世の中＝政府の無能さ露呈＝日本経済の崩壊

端折った流れですが、こうなります。そして、この図式、実はもうリーマン前から進行しているんですがね。

で、タイトルの件。

仕事がら、少しは自動車産業とも色々あるんですが。

取引先へ行った時の話。

担当者さん、不機嫌。

聞くと、メーカーへ納品する部品の不具合が見つかり、対応に追われているとのことで。

工場内の在庫も24時間体制で全部再チェック。

自社の社員だけでは頭数が足りず、派遣を多数募集。

あぁ、おかげで工場にはバラバラの作業服の人がいっぱい。。。

以前の職場でも聞いた話ですが、緊急対応の派遣会社があるそうで。

電話一本で、人を派遣してくれるそう。

自動車業界は何でもメーカーの都合の良いようにできていますね。

問題はそこから。

緊急で人を増員したのは良いけれど、

素人に自動車部品をチェックさせているわけです。

担当者さんのお怒りは、

派遣されてきた人々が、とんでもなく使えない、と。

部品のチェックの仕方、手順、不具合の基準等、責任者と名乗る人に伝えてから作業をさせるものの、

数分に一回は「これ、ＯＫですか？ダメですか？」と聞きに来るそうで。

基準等の理解が出来ず、作業も遅い。

作業服を着て、それなりに見えるものの、茶髪の20代の女性は女性同士でペチャクチャおしゃべりしながら。

作業効率どころの話では無いそう。

既に不具合を出したということで、現場はピリピリしているのに

「俺たちは依頼されて派遣されてきただけだもーん」という態度なんだそう。

その時だけ、人を動かせる便利な派遣会社といえば聞こえは良い。

今の時代にはマッチした隙間産業でしょう。

しかし！

普通に考えて、おかしくないか？？？

人の命を乗せる自動車に関わるんですよ？？？

製品の不具合も理解できないまま、品物は流れ、自動車に組み込まれているわけです。

そりゃ、リコールだらけになるわ、自動車なんて。

しかも、一人当たり時間で￥2,000以上の料金を取られるそう。

更に。

当人たちは、バイトorパートで時給で派遣されるそう。

派遣会社、すっごい搾取してますね。

製造業の弱みににつけ込んだ派遣会社。

ま、そんなもんかもしれませんが。。。

聞いたら、ちょっとゾッとします。

どんな業界・組織も、全ては自分本位。