アフィリエイト広告を利用しています

広告

この広告は30日以上更新がないブログに表示されております。
新規記事の投稿を行うことで、非表示にすることが可能です。
posted by fanblog

2014年08月05日

親の人生、子の人生

長崎県佐世保市で女子高校生が同級生に殺害された事件。
加害者の少女の親は精神科への入院を打診していたらしいですね。

この事件の殺害動機を早すぎる親の再婚だと報道する向きもありますが
私はそんな単純なストーリーではないはずだと思います。

スポンサードリンク



だいたいですね、離婚後すぐに再婚をする親なんて
世間ではあちらこちらにいるはずでしょうし
現にうちの両親も高校生だった私の前で
離婚するしないの修羅場を何度も見せてくれましたよ。

だからといって、私は他人を傷つけようとは思いませんでしたし
今回の事件の加害者少女も弁護士を通じて
親の再婚が原因ではないと言明しているようですしね。

世論的には、それを動機にしてしまったほうが
今回の事件は理解しやすかったのだと思いますが・・・

加害者少女の抱えていた心の闇はもっと複雑で
簡単な構図では説明しきれないものなのでしょう。


確かに親の離婚によって非行に走るこどもはいます。

自分がグレることによって、暗に親の行動を非難し
あるいは親の関心を集める事で愛情の確認をしているのでしょう。


ところで親の離婚修羅場時に高校生だった私はどう考えていたか?


私は親の人生に左右されない!
親の離婚のせいでグレたりなんかしない!

私の人生は私だけのもの。
親のせいで潰(つぶ)されたりするものか!



はい。結構冷めていました。笑
親の人生を全否定してますよね。

絶対に上の学校へ進み、両親よりも学歴を積み
就職してまともな仕事に就いてやる!
(何がまともかというのは別問題として)と心に決めていたわけです。


こどもは親を選べない。
選べないがゆえにせめて自分の人生は
自分で選び、親を見返してやろうと考えていたわけです。


で、そのようにして生きてきた結果はどうだったか?
いま現在は特に深刻な問題はありません。


困った父親のこと以外は。笑


そうなんですよねぇ。
「私の人生は私だけのもの」だと思っていましたが
年をとってくるとそういうわけにもいかないのが現実ですね。

10代の頃に切った啖呵でしたが、みごとに切り返された感じです。
何にって・・・条理というか、摂理というのでしょうかねぇ。

若い頃には思い及ぶこともなかった展開です。苦笑

切り離しているつもりでいても、どこかで繋がってるんです。
そしてお互いにさまざまな荷物を負ったり負わせたりして
生きていくしかないんですよね、親子ってのは。


佐世保の少女からはいまだに反省や後悔の言葉はないそうです。
彼女が今の私の年になった頃、当時の自分や親に対して
何を思い、感じるのだろうか・・・


被害者の少女のご冥福を心から祈ります。

にほんブログ村 家族ブログへ
にほんブログ村

スポンサードサイト


<< 2014年08月 >>
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            
プロフィール
ヒメジョオンさんの画像
ヒメジョオン
職権消除された父の住民票を回復させるまでの記事はカテゴリーアーカイブの「住民票を取り戻すまで」にまとめてあります。悩めるひとが一人でも減りますように!
プロフィール
私のおすすめ
<< 2014年08月 >>
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            
最新記事
カテゴリアーカイブ
×

この広告は30日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。