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2017年11月14日

シンガポールの内視鏡費用は高い!?

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I先生から、「The $2.7 Trillion Medical Bill」の記事に対するコメントをいただきました。
ありがとうございます!

引用の許可をいただきましたので、ご紹介します。

I先生
「ナガイチ先生、いつも楽しく拝読させて頂いております。
たまたまですが今日午前中シンガポール在住の方から
今度3日間だけ戻るのでその時
どうしても内視鏡を受けたいとの相談がありました。
現地では胃が痛いだけでしたが
上部下部内視鏡をすすめられ約40万円だそうです
ほんまかいな?
医療費が増えすぎるのも問題ですが、
まぁ日本人でよかったなぁと改めて思いました」

ナガイチ
「I先生、貴重なコメントをありがとうございます!
僅かでもお役に立っていましたら幸いです。

シンガポールの状況は存じ上げませんが、
アジアで一番物価が高いことからあり得るのかもしれませんね。
同じく物価が高い香港では、医療に対しては香港政府
から補助がでているので、自己負担は比較的少ないと聞いたことはあります。
自分も勉強してみますね。」

香港が医療費が安いというのは、先日TVの経済番組で香港人の寿命が世界一になった背景に
医療費の自己負担を下げたことが理由にあると紹介されていたのを根拠に
コメントした次第です。

でも調べてみましょう。
信頼できるソースとして厚労省データをご紹介します。

OECD加盟国との比較が主で、アジアはよく分かりませんね。


こちらのページでは
「現地在住の香港・マカオの人々は、公立の医療機関を受診する場合は、実質無料で医療を受けられます。日本の医療費3割負担とは、比べ物にならないほど恵まれています。」
とあります。


香港駐在員生活サポートニュースでも同様に医療費が安いことが具体的に紹介されていますね。


香港は日本よりさらによさそうですね。
でも家賃は東京に比べてもダントツ高いですが。

I先生の挙げていただいたシンガポールですが、
シンガポール在住の方がおっしゃるようにかなり高いようですよ



また個人の方のブログ(2017年6月のアップ記事)でも
「しかし、検査費用は日本の20倍くらいでした(笑)。」
とありますね。


上部下部内視鏡の両方を行えば、約40万円というのも間違いではなさそうです。

患者さんの立場では日本や香港が、
医者として働くのであればアメリカやシンガポールが
いいのでしょうか・・。
皆さんはどうお考えになりますか?




PubMedから、今日のつぶやき − 112 −



Bellini D, et al. Bowel preparation in CT colonography: Is diet restriction necessary? A randomised trial (DIETSAN). Eur Radiol. 2017 Aug 10. doi: 10.1007/s00330-017-4997-3. [Epub ahead of print]


今日から、上記の論文をご紹介します。

コメントのご紹介で長くなったので、今日はご紹介程度にしますね。
タイトルは「大腸CT検査に食事制限は必要か?」です。

この研究テーマはまさに自分がやりたかったこと何です。
しかも、この論文は自分がレビュー(査読)を担当したので思い入れもあるんです。

時々自分が査読を担当したと申していますが、
嘘っぽくも聞こえるでしょうから、一応ジャーナルのレビュアー担当ページを
ラインコミュニティでは公表させていただきました。

と自分のレビュー歴を、久しぶりに眺めてみて
あっ〜〜!と思い出しました。

「大腸CT検査の穿孔に関するメタアナリシス」の論文は、
あ〜そういえば自分が査読したんだった、すっかり忘れてました笑

https://fanblogs.jp/ctcacademia/daily/201709/08
https://fanblogs.jp/ctcacademia/daily/201709/11

で、「つぶやき − 71 −」で下記のコメントをしました。

「最後にご紹介した論文が、
システマティックレビューで発行年が2014年です。

日本の全国調査をしようと思い立って
研究プロトコルのバージョン1を書いた日付を調べてみました。
2014年4月30日となっています。

記憶が定かでないのですが、システマティックレビューを読んで
日本でもやらねばと思ったのかもしれません。

気になりだしました。
システマティックレビュー Eur Radiol 2014;24(7):1487-96.
は7月号に掲載ですが、電子版は?
あら、2014年5月10日でした〜
プロトコルの第1号を書いたのより後でした。
前年に出版されたイタリアの論文に影響を受けたのかもしれませんね。」


真実が今分かりました!
・・・というか思い出しました!!

このメタアナリシスの査読を完了した日付が
2014年3月20日となっています。
この査読を経て、日本の全国調査をしようと思い立ったんですね〜
査読を終えて、1月後に研究デザインを作成したんですね。

そうだったのか、なぞが解けました!

あ〜すっきりした・・・個人的ですみません・・笑。

査読をすることって面倒だけれど、
レビューでの突っ込まれるところを意識するようになったり、
研究アイデアをもらうことにもなって、
大変役立ちますよ!!

今日は、論文に入れずすみません。
明日から、内容に入っていきたいと思います。

それでは、また。


ご注意)必ずしも論文の内容をすべて網羅している情報ではございません。詳細にご興味の方は原文をご確認ください。つぶやきは正確な情報発信を心がけますが、その内容を保証するものではないことをどうぞご了承ください。

原文
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/28812132


★★重大ニュース!!━━━━━━━━━━━━━━━
日本消化器がん検診学会とGAIAの共催で実施した
「大腸CT検査の実態全国調査【臨床研究 GAIA-03】」
が放射線領域の代表的なジャーナル
「European Radiology(2016 Impact Factor: 3.967)」
に掲載されました!!
https://link.springer.com/article/10.1007/s00330-017-4920-y

PubMedにも掲載済みですよ
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/28674967

委員の先生方に大変」ご尽力いただきました。
ご協力いただいた施設の医師や技師の皆様にも感謝です!
皆さま、本当にありがとうございました!!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★★





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大腸CT検査のポイント集
毎日のつぶやきを経て増えていきますね。

<適応>
・閉塞性大腸がんに対して大腸CT検査は有用だが、手技に工夫が必要。
・完全閉塞症例には「PET/CT colonography」。
・内視鏡の検査待ちの日数を減らす役割もあり。

<検診>
・検診目的の大腸CT検査が保険でカバーされることで
 大腸CT検査による検診受診率は735%増加した。
・検診目的の大腸CT検査が保険でカバーされることで
 大腸内視鏡検査による検診受診率は38%増加した。
・腸管外病変診断による利益・不利益バランスには注意が必要。

<腸管前処置>
・内視鏡後にガストログラフィン30mLを服用したら約4時間後に大腸CT検査をしよう。
・自動送気装置の使用は穿孔頻度を下げる。

<腸管拡張>
・右側臥位は最適な腸管拡張を得るためのベストポジションである。
・炭酸ガス自動送気装置は良好な腸管拡張を得るのに有用である。
・ブスコパンは腸管拡張の改善に寄与しない。
・自動送気装置の使用は穿孔頻度を下げる。

<読影>
・読影の飛ばしすぎは読影精度を下げるので要注意。
・トレーニングを積めば、都市部の病院でなくとも高い精度の検査が可能。
・検診目的の大腸CT検査は有症状者に対する大腸CT検査よりも、病変をみつけづらく読影には注意が必要。

<診断>
・C-RADSにおけるC1の5-10年の検査間隔は妥当
・大腸CT検査の中間期癌の頻度は非常に低い(0.1%、2/1429)
・便潜血陽性後から内視鏡を受けるまでの期間が10ヶ月以上になると大腸がん全般・進行がんのリスクが高まる。

<受診者の受容性>
・患者さんの苦痛度は炭酸ガス自動送気装置の使用やブスコパンの使用は影響しない。

<偶発症>
・閉塞性大腸がんでは穿孔のリスクが高くなるので注意しましょう。
・術前検査目的の大腸CT検査の穿孔率は0.028%。
・検診目的の大腸CT検査の穿孔率は0.003%。
・精検目的の大腸CT検査の穿孔率は0.014%。
・穿孔率は術前検査目的に比べて検診目的で有意に低い。
・穿孔症例の81%では外科治療が不要。
・自動送気装置の使用は穿孔のリスクを低減する。




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そこで申しわけありませんが、読影トレーニングの個人的な実施は今年一杯までとさせていただきたいと思います。。
トレーニングのレポートの受付と解答送付は今年一杯までとさせていただきます。
何卒、ご理解のほどよろしくお願い致します。


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プロフィール
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大腸の専門家 ナガイチ
大腸を専門に外科、内視鏡、画像診断のキャリアがあります。               経歴のご紹介:               1996年 国立医学部医学科卒業。       1996〜2007年 消化器外科、内視鏡医として従事。                    2007〜2011年 ハーバード大学 医学部 放射線科、マサチューセッツ総合病院に留学。 2009年〜国内のナショナルセンターに外来研究員として併任。               2011年 帰国し内視鏡医として従事。     2015年〜国内のナショナルセンターに常勤勤務。 2019年〜某国公立大学医学部医学科の特任教授として働いています。                  資格: 外科認定医・認定登録医、消化器内視鏡認定医・専門医・指導医、消化器病専門医、H. pylori(ピロリ菌)感染症認定医、消化器がん検診認定医、胃腸科専門医・指導医、アメリカ消化器内視鏡学会(American Society for Gastrointestinal Endoscopy) 国際会員、アメリカ消化器病学会(American College of Gastroenterology) 国際会員                    どうぞよろしくお願いいたします。              ご注意)個人的な病状に関するご相談、診療に準じるご相談にはお答えできませんので、何卒、ご容赦ください。
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