2019年10月15日
大腸CTアカデミア SNS(Social Networking Service)の医療、アカデミックの世界に対する影響は!?
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第37回日本大腸検査学会総会が
国立がん研究センターの斎藤豊先生の会長の
もと2019年11月1日-2日に東京で開催されます!
ナガイチは共催教育講演やハンズオンセミナーを担当させていただきます。
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PubMedから、今日のつぶやき − 585 −
Smith ZL, Longitudinal relationship between social media activity and article citations in the journal Gastrointestinal Endoscopy. Gastrointest Endosc 2019;90(1):77-83.
今回から新しい論文をご紹介します。
SNS(Social Networking Service)の目覚ましい普及によって、
個人がメディアとして影響力を持つようになってきました。
政治家などの著名人もマスメディアを介さず
SNSを通して発信していますね。
自分もTwitterでは
トランプ大統領
@realDonaldTrump
をはじめ何人かの著名人をフォローしています。
この影響力というのは当然
医療、アカデミックの世界にも関係があるようです。
SNSによる影響について分析した
報告が最近散見されていまので
そのうちの一つを取り上げてみました。
論文は
「ジャーナルGastrointestinal Endoscopy(GIE)における
ソーシャルメディア活動と論文引用の関連性に関する研究」です。
研究者は、自分たちの研究した発表論文が世界のより多くの人に
届いたら嬉しいと感じると思います。
従来、その方法として、無料で閲覧できる
オープンアクセス(価格はジャーナルによっても異なりますが
30万円程度著者が払うと
版権をもらってフリーアクセスにできます)
にするというのが一般的でした。
もちろん、既存のメディアに取り上げてもらえば
注目度は上がるわけですが、マスメディアは
時としてその奇抜性や面白さにばかり目がいくことも少なくありませんし、
そもそも著者がリクエストすることも通常はできません。
この状況がSNSによって、変わってきたのです。
面白そうな論文です。
この論文でまたユニークなのは
Gradhical Abstract グラフィカル アブストラクト
を掲載していますのでラインコミュニティ限定で配信しますね。
今日は前フリが長くなったので、次回から内容に入っていきたいと思います。
それでは、また。
原文
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/30935934
ご注意)必ずしも論文の内容をすべて網羅している情報ではございません。詳細にご興味の方は原文をご確認ください。つぶやきは正確な情報発信を心がけますが、その内容を保証するものではないことをどうぞご了承ください。
◆メルマガ「大腸CT検査アカデミー」無料購読募集中です◆
ライン参加者の皆様も過去の記事を読むのに便利ですよ〜
☆☆大腸CT検査ってなあに? 〜大腸がんをへらせるの?〜☆☆
Q&A方式で、一般の方の素朴な疑問に答えます!
ご質問もお待ちしています。
◆ラインコミュニティ「CTC Academy」の参加募集◆
メリット
・画像が共有できる!
・最新の情報を入手できる。
・仲間と意見を交換できる。
・待ち時間に気軽にみられる。
・配信されたことがすぐに分かる。
☆彡 入会希望の方はご連絡下さい
【110名の仲間がいるよ!】
(恐れ入りますが、ラインコミュニティは医療関係者の方に限定させていただいております)
■読影トレーニングに関して重要なお知らせです。■
ここ数年、ボランティアで読影トレーニングを行ってきましたが、
自身の業務が膨大になってきたこともあり、
残念ながら永続的に続けることは困難となりました。
2017年の春から予告しておりましたように、
ボランティアによる読影トレーニングの実施は
2017年末で終了いたしました。
何卒、ご理解のほどよろしくお願い致します。
●お願いとお断り●
本ブログの無断転用および複製を禁止いたします。
著者に無断で各種メディアに貼り付ける
などの行為は著作権違反となります。
読者の皆さまの大腸検査に対する知識のお役に立ちましたら幸いです。
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