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2019年10月29日

大腸CTアカデミア 論文に関するツイートの数と論文の引用数の間に強い相関!?

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2020年6月5日(金)- 7日(日)
会場 福岡国際会議場

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PubMedから、今日のつぶやき − 594 −


Smith ZL, Longitudinal relationship between social media activity and article citations in the journal Gastrointestinal Endoscopy. Gastrointest Endosc 2019;90(1):77-83.




それでは、論文
「ジャーナルGastrointestinal Endoscopy
(GIE)におけるソーシャルメディア活動と
論文引用の関連性に関する研究」
のご紹介です。


【考察】
ジャーナルの掲載論文に対するソーシャルメディアの影響については、科学や医学の多くの分野で、様々な研究デザインによる評価がなされている。

2016年のある研究では、2012年から2014年にかけて20の環境関連ジージャーナルに掲載された論文に対するTwitteの活用による影響を後ろ向きに評価した。

この研究結果では、論文に関するツイートの数と論文の引用数の間に強い相関がみられた。

解析結果から、Twitterの影響は、掲載ジャーナルのインパクトファクターの影響よりも、論文が引用される予測因子であった。

また、ジャーナルのインパクトファクターはTwitterのアクティビティと相関はなかった。

2016年にAmerican Journal of Psychiatry(米国精神医学会雑誌))に掲載された研究では、AJSに掲載された2年間の原著論文のサンプルに対するTwitterの影響が掲載された。

この研究では時間バイアスも考慮されており、、Twitterへの露出頻度が高いほど引用率が高くなることが示されている。

掲載論文の引用とTwitterの露出の正の相関は2011年から確認できた。

Journal of Medical Internet Researchに掲載された研究では、2009年から2010年までにジャーナルに掲載された記論文に関連するソーシャルメディアアクティビティを後ろ向きに解析した。

論文掲載の最初の3日間におけるTwitterへの露出は論文の引用率の上昇に関与している結果であった。

(感想)
世の中の変化を敏感にとらえて動かないと怖くなるような結果です。

考察は面白いのでもう少し読んでいきますね

それでは、また。

原文
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/30935934

ご注意)必ずしも論文の内容をすべて網羅している情報ではございません。詳細にご興味の方は原文をご確認ください。つぶやきは正確な情報発信を心がけますが、その内容を保証するものではないことをどうぞご了承ください。











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大腸の専門家 ナガイチ
大腸を専門に外科、内視鏡、画像診断のキャリアがあります。               経歴のご紹介:               1996年 国立医学部医学科卒業。       1996〜2007年 消化器外科、内視鏡医として従事。                    2007〜2011年 ハーバード大学 医学部 放射線科、マサチューセッツ総合病院に留学。 2009年〜国内のナショナルセンターに外来研究員として併任。               2011年 帰国し内視鏡医として従事。     2015年〜国内のナショナルセンターに常勤勤務。 2019年〜某国公立大学医学部医学科の特任教授として働いています。                  資格: 外科認定医・認定登録医、消化器内視鏡認定医・専門医・指導医、消化器病専門医、H. pylori(ピロリ菌)感染症認定医、消化器がん検診認定医、胃腸科専門医・指導医、アメリカ消化器内視鏡学会(American Society for Gastrointestinal Endoscopy) 国際会員、アメリカ消化器病学会(American College of Gastroenterology) 国際会員                    どうぞよろしくお願いいたします。              ご注意)個人的な病状に関するご相談、診療に準じるご相談にはお答えできませんので、何卒、ご容赦ください。
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