2019年09月30日
大腸CTアカデミア 出血頻度は0.3% 診断内視鏡では0% 治療内視鏡では0.62%
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
大腸CT検査技師認定制度がはじまります!!
1 .第1 回技師認定申請書類提出期限
2020年4月1日〜 6月30日
2 .申請には
第59回日本消化器がん検診学会総会
(2020年6福岡市)
で開催される大腸CT検査教育研修会の出席
2019年度中の学会への入会等が必須です。
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PubMedから、今日のつぶやき − 575 −
Denis B, et al. Harms of colonoscopy in a colorectal cancer screening programme with faecal occult blood test: a population-based cohort study. Dig Liver Dis 2013;45:474-80.
それでは、論文
「大腸癌検診における便潜血陽性者に対する
大腸内視鏡検査の有害事象
集団ベースのコホート研究」のご紹介です。
【結果】
出血:
97症例の出血が報告された。
28例はインシデントであり
69例が有害事象と分類された。
重症度は中等度が25症例(36.2%)
重度が6症例(8.7%)
頻度は内視鏡実施の
0.3%で中等度から重度の出血
診断内視鏡では0%
治療内視鏡では0.62%であった。
ポリペクトミー後、直ちに出血を認め
内視鏡的に止血が成功したものの
経過観察のための1泊入院は24症例であった。
後出血は27症例(39.1%)であり
後出血の平均は4日後、SD 3日。
輸血を必要としたのは13症例
追加内視鏡を要したのは29症例
このうち追加で内視鏡治療を行ったのは17症例
ICUに入院したのは4症例
外科治療を行ったのは2症例であった。
(感想)
内視鏡治療後、1週間は後出血に注意が必要とされる
ことと合致していますね。
それでは、また。
原文
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/23414583
ご注意)必ずしも論文の内容をすべて網羅している情報ではございません。詳細にご興味の方は原文をご確認ください。つぶやきは正確な情報発信を心がけますが、その内容を保証するものではないことをどうぞご了承ください。
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ライン参加者の皆様も過去の記事を読むのに便利ですよ〜
☆☆大腸CT検査ってなあに? 〜大腸がんをへらせるの?〜☆☆
Q&A方式で、一般の方の素朴な疑問に答えます!
ご質問もお待ちしています。
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メリット
・画像が共有できる!
・最新の情報を入手できる。
・仲間と意見を交換できる。
・待ち時間に気軽にみられる。
・配信されたことがすぐに分かる。
☆彡 入会希望の方はご連絡下さい
【108名の仲間がいるよ!】
(恐れ入りますが、ラインコミュニティは医療関係者の方に限定させていただいております)
■読影トレーニングに関して重要なお知らせです。■
ここ数年、ボランティアで読影トレーニングを行ってきましたが、
自身の業務が膨大になってきたこともあり、
残念ながら永続的に続けることは困難となりました。
2017年の春から予告しておりましたように、
ボランティアによる読影トレーニングの実施は
2017年末で終了いたしました。
何卒、ご理解のほどよろしくお願い致します。
●お願いとお断り●
本ブログの無断転用および複製を禁止いたします。
著者に無断で各種メディアに貼り付ける
などの行為は著作権違反となります。
読者の皆さまの大腸検査に対する知識のお役に立ちましたら幸いです。
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後出血の平均は4日後、SD 3日。
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