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2018年11月05日

大腸CTアカデミア 大腸CT検査における3体位目の追加撮影の実態とは!?

★★━━━━☆☆おすすめの備え☆☆━━━━★★
災害時の備えをご紹介しています!!
飲料水」編です。
食料」編です。
モバイルバッテリー」編です。

東日本大震災から7年になりました。
大阪や北海道の地震や西日本の大水害もありましたので
災害対策の見直しもおすすめです。
★★━━━━☆☆━━━━━━━☆☆━━━━★★





PubMedから、今日のつぶやき − 358 −

Buchach CM, et al. Performing an additional decubitus series at CT colonography. Abdom Imaging 2011;36(5):538-44.



今日から、新しい論文
「大腸CT検査における3体位目の追加撮影」
をご紹介します。

9月9日に大阪で開催された第13回GAIAにご参加いただいた方は
話題になったのをご存知ですね。

予告どおり、この論文を取り上げます。

3体位目の撮影に関するデータを出している英文論文は
私の知りうる限りではこの論文だけです。

そもそも大腸CT検査は2体位が基本ですから、
このようなマイナスなことは世に出したくはありませんよね。
ですが、こうしたデータは標準化、他の施設との比較、
自施設のレベルを把握し向上させるためにはきわめて重要だと思います。

この論文はウィスコンシン大学からの報告です。
ウィスコンシン大学といえば、つぶやきでおなじみの
ピッカード先生ですね。
この論文でもラストオーサーとなっています。

ピッカード先生は最近では、背臥位、右側臥位を
基本体位とすべきと主張されていますが、
この論文が出た2011年当時は背臥位、腹臥位で
検査をしていました。
そのため表題は正確には、「追加の側臥位撮影」となっています。

【アブストラクト】

目的
大腸CT検査の標準的な背臥位・腹臥位撮影に加えて、
追加で側臥位撮影を行ったその頻度とその要因を検討した。


今日はこのあたりにしますね。

それでは、また。


原文
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/21184064


ご注意)必ずしも論文の内容をすべて網羅している情報ではございません。詳細にご興味の方は原文をご確認ください。つぶやきは正確な情報発信を心がけますが、その内容を保証するものではないことをどうぞご了承ください。







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大腸の専門家 ナガイチ
大腸を専門に外科、内視鏡、画像診断のキャリアがあります。               経歴のご紹介:               1996年 国立医学部医学科卒業。       1996〜2007年 消化器外科、内視鏡医として従事。                    2007〜2011年 ハーバード大学 医学部 放射線科、マサチューセッツ総合病院に留学。 2009年〜国内のナショナルセンターに外来研究員として併任。               2011年 帰国し内視鏡医として従事。     2015年〜国内のナショナルセンターに常勤勤務。 2019年〜某国公立大学医学部医学科の特任教授として働いています。                  資格: 外科認定医・認定登録医、消化器内視鏡認定医・専門医・指導医、消化器病専門医、H. pylori(ピロリ菌)感染症認定医、消化器がん検診認定医、胃腸科専門医・指導医、アメリカ消化器内視鏡学会(American Society for Gastrointestinal Endoscopy) 国際会員、アメリカ消化器病学会(American College of Gastroenterology) 国際会員                    どうぞよろしくお願いいたします。              ご注意)個人的な病状に関するご相談、診療に準じるご相談にはお答えできませんので、何卒、ご容赦ください。
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