2018年11月22日
大腸CTアカデミア 不完全な大腸CT検査の一番大きな原因はS状結腸の拡張不良である。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
第10回 Alan Lefor 教授セミナー
平成30年11月30日(金)18:00〜19:45
福島県立医科大学会津医療センターにて
第10回 Alan Lefor 教授セミナーが開催されます!
ナガイチも参加させていただきます!
皆様、ぜひお越しくださいね。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
PubMedから、今日のつぶやき − 371 −
Buchach CM, et al. Performing an additional decubitus series at CT colonography. Abdom Imaging 2011;36(5):538-44.
それでは、論文
「大腸CT検査における3体位目の追加撮影」
をご紹介します。
【考察】
本研究は、大腸CT検査における追加撮影の
頻度について基盤となるデータを示した。
後ろ向きに大規模なコホートを対象としたために
追加撮影となった症例について個別の検討は行っていない。
大腸CT検査導入の初年度に追加撮影が多いこと、
ウィスコンシン大学と一般病院の間で
追加撮影の頻度に乖離があったこと
これらから追加撮影を減らすことが可能であることを示している。
追加撮影を減らすことを本研究では目的としていなかったが、
そのためにはより小さなコホートで詳細に検討する必要があろう。
同様に本研究では検討し切れなかった点として、
追加撮影が真に診断の質の向上に寄与したかについて
評価ができていないことがあげられる。
われわれの経験から、不完全な大腸CT検査の一番大きな原因は
S状結腸の拡張不良である。
(感想)
考察の中で、次の研究テーマのヒントを与えてくれていますね。
臨床現場で、とても関心のある未検討の研究です。
一緒にどなたか検討しませんか?
それでは、また。
原文
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/21184064
ご注意)必ずしも論文の内容をすべて網羅している情報ではございません。詳細にご興味の方は原文をご確認ください。つぶやきは正確な情報発信を心がけますが、その内容を保証するものではないことをどうぞご了承ください。
◆メルマガ「大腸CT検査アカデミー」無料購読募集中です◆
ライン参加者の皆様も過去の記事を読むのに便利ですよ〜
☆☆大腸CT検査ってなあに? 〜大腸がんをへらせるの?〜☆☆
Q&A方式で、一般の方の素朴な疑問に答えます!
ご質問もお待ちしています。
◆ラインコミュニティ「CTC Academy」の参加募集◆
メリット
・画像が共有できる!
・最新の情報を入手できる。
・仲間と意見を交換できる。
・待ち時間に気軽にみられる。
・配信されたことがすぐに分かる。
☆彡 入会希望の方はご連絡下さい
【95名の仲間がいるよ!】
(恐れ入りますが、ラインコミュニティは医療関係者の方に限定させていただいております)
■読影トレーニングに関して重要なお知らせです。■
ここ数年、ボランティアで読影トレーニングを行ってきましたが、
自身の業務が膨大になってきたこともあり、
残念ながら永続的に続けることは困難となりました。
2017年の春から予告しておりましたように、
ボランティアによる読影トレーニングの実施は
2017年末で終了いたしました。
何卒、ご理解のほどよろしくお願い致します。
●お願いとお断り●
本ブログの無断転用および複製を禁止いたします。
著者に無断で各種メディアに貼り付ける
などの行為は著作権違反となります。
読者の皆さまの大腸検査に対する知識のお役に立ちましたら幸いです。
にほんブログ村
第10回 Alan Lefor 教授セミナー
平成30年11月30日(金)18:00〜19:45
福島県立医科大学会津医療センターにて
第10回 Alan Lefor 教授セミナーが開催されます!
ナガイチも参加させていただきます!
皆様、ぜひお越しくださいね。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
PubMedから、今日のつぶやき − 371 −
Buchach CM, et al. Performing an additional decubitus series at CT colonography. Abdom Imaging 2011;36(5):538-44.
それでは、論文
「大腸CT検査における3体位目の追加撮影」
をご紹介します。
【考察】
本研究は、大腸CT検査における追加撮影の
頻度について基盤となるデータを示した。
後ろ向きに大規模なコホートを対象としたために
追加撮影となった症例について個別の検討は行っていない。
大腸CT検査導入の初年度に追加撮影が多いこと、
ウィスコンシン大学と一般病院の間で
追加撮影の頻度に乖離があったこと
これらから追加撮影を減らすことが可能であることを示している。
追加撮影を減らすことを本研究では目的としていなかったが、
そのためにはより小さなコホートで詳細に検討する必要があろう。
同様に本研究では検討し切れなかった点として、
追加撮影が真に診断の質の向上に寄与したかについて
評価ができていないことがあげられる。
われわれの経験から、不完全な大腸CT検査の一番大きな原因は
S状結腸の拡張不良である。
(感想)
考察の中で、次の研究テーマのヒントを与えてくれていますね。
臨床現場で、とても関心のある未検討の研究です。
一緒にどなたか検討しませんか?
それでは、また。
原文
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/21184064
ご注意)必ずしも論文の内容をすべて網羅している情報ではございません。詳細にご興味の方は原文をご確認ください。つぶやきは正確な情報発信を心がけますが、その内容を保証するものではないことをどうぞご了承ください。
◆メルマガ「大腸CT検査アカデミー」無料購読募集中です◆
ライン参加者の皆様も過去の記事を読むのに便利ですよ〜
☆☆大腸CT検査ってなあに? 〜大腸がんをへらせるの?〜☆☆
Q&A方式で、一般の方の素朴な疑問に答えます!
ご質問もお待ちしています。
◆ラインコミュニティ「CTC Academy」の参加募集◆
メリット
・画像が共有できる!
・最新の情報を入手できる。
・仲間と意見を交換できる。
・待ち時間に気軽にみられる。
・配信されたことがすぐに分かる。
☆彡 入会希望の方はご連絡下さい
【95名の仲間がいるよ!】
(恐れ入りますが、ラインコミュニティは医療関係者の方に限定させていただいております)
■読影トレーニングに関して重要なお知らせです。■
ここ数年、ボランティアで読影トレーニングを行ってきましたが、
自身の業務が膨大になってきたこともあり、
残念ながら永続的に続けることは困難となりました。
2017年の春から予告しておりましたように、
ボランティアによる読影トレーニングの実施は
2017年末で終了いたしました。
何卒、ご理解のほどよろしくお願い致します。
●お願いとお断り●
本ブログの無断転用および複製を禁止いたします。
著者に無断で各種メディアに貼り付ける
などの行為は著作権違反となります。
読者の皆さまの大腸検査に対する知識のお役に立ちましたら幸いです。
にほんブログ村
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/8281939
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック