大腸CTアカデミア　大腸CT検査における3体位目の追加撮影を6,380名を対象に検討: 大腸CTアカデミア

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2018年11月09日

大腸CTアカデミア　大腸CT検査における3体位目の追加撮影を6,380名を対象に検討

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PubMedから、今日のつぶやき－ 362 －

Buchach CM, et al. Performing an additional decubitus series at CT colonography. Abdom Imaging 2011;36(5):538-44.

それでは、論文
「大腸CT検査における3体位目の追加撮影」
をご紹介します。

【方法】
2004年から2009年の間に検査を受けた
連続する6,380名を対象として後ろ向きに評価を行った。

3施設で検査は行われ、
それは1つの大学病院と2つの地域の一般病院である。

すべての症例は大学病院で読影がされ、
7名の医師のうちの1名が担当した。

大部分の検査は大学病院で行われた。

検査前の腸管前処置として
腸管洗浄剤とタギング剤が服用された。
ほとんどの症例で鎮痙剤は使用されなかった。

腸管拡張は初期の419例は手動でルームエアを注入したが、
その後は炭酸ガス自動送気装置を使用した。

腸管内圧が一定となり、スカウト像を撮影しで
大腸が適切に拡張していることを確認後、
放射線技師によって背臥位撮影が行われる。

本撮影後、直ちにシネモードで横断像を
放射線技師が大腸の拡張を確認する。
とくにS状結腸と下行結腸の拡張に留意する。

これを2体位目の腹臥位でも行う。
体格が良い患者さんでは腹部の圧迫を減らすために
前胸部の下に枕を入れる。

今日はこのあたりにしますね。

それでは、また。

原文
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/21184064

ご注意）必ずしも論文の内容をすべて網羅している情報ではございません。詳細にご興味の方は原文をご確認ください。つぶやきは正確な情報発信を心がけますが、その内容を保証するものではないことをどうぞご了承ください。

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