2018年10月19日
大腸CTアカデミア 潰瘍性大腸炎患者における大腸IIc病変の消失について考察
PubMedから、今日のつぶやき − 347 −
Utsumi T, et al. A vanishing superficial depressed colorectal lesion in a patient with ulcerative colitis. Gastrointest Endosc. 2018;88:406-407.
ケースレポート「潰瘍性大腸炎患者における大腸IIc病変の消失」
のご紹介です。
それではこのケースレポートに対するコメントをみてみましょう。
メイヨー・クリニックのフロリダキャンパスの先生ですね。
潰瘍性大腸炎はよく知られた慢性炎症性腸疾患である。
長期の炎症により一般的な人に比べると大腸がんのリスクが2.4倍高い。
幸い、潰瘍性大腸炎のサーベイランスプログラムにより、
近年は大腸がんの罹患は減少してきている。
潰瘍性大腸炎に伴う異形成は散発性大腸腺腫とは異なる組織形態を示し、
炎症性変化との鑑別が困難となることが少なくない。
色素内視鏡を用いることが
サーベイランスにおいて異形成を見つけることに対して有効とされている。
以上、一般的なことが述べられいます。
今日は短いのですが、ここまでにしておきますね。
それでは、また。
原文
https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0016510718301263?via%3Dihub
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