2018年05月25日
大腸CTアカデミア 週刊医学界新聞「インターネット上の医療情報の信頼性をどう担保するか」の記事がおもしろいよ!
★★━━━━☆☆おすすめの備え☆☆━━━━★★
災害時の備えをご紹介しています!!
「飲料水」編です。
「食料」編です。
「モバイルバッテリー」編です。
東日本大震災から7年になりました。
災害対策の見直しも必要ですね。
★★━━━━☆☆━━━━━━━☆☆━━━━★★
PubMedから、今日のつぶやき − 243 −
Weinberg DS, et al. Computed Tomography Colonography vs Colonoscopy for Colorectal Cancer Surveillance After Surgery. Gastroenterology 2018; 154(4): 927-934.e4.
「大腸CTアカデミア」
を、Googleで検索すると
去年の12月はじめまでは
上位に表示されていました。
ですが、17年12月6日にGoogleが行った
検索アルゴリズムが大幅にアップデートされ、
ずいぶん順位が下がってしまいました泣
某社のまとめサイトの不正を受けた影響もあり、
「医療や健康」に関する検索結果を
改善することが目的だったのですね。
週刊医学界新聞 第3267号 2018年04月02日
に「インターネット上の医療情報の信頼性をどう担保するか」
というテーマで特集が組まれており、
この検索アルゴリズムの変更についても取り上げられています。
国立がん研究センターの若尾先生が
司会のもと議論をされています。
面白い記事ですので、
ご興味ある方はご覧くださいね。
「大腸CTアカデミア」
は、専門家がエビデンスに基づいて
正しい情報発信を心がけています。
Google検索で上位になるよう、
よかったら「大腸CTアカデミア」の検索を
かけていただけると嬉しいです〜
それでは、論文
「大腸がん術後サーベイランスに有用なのは?
大腸CT検査 vs. 大腸内視鏡検査」
ご紹介の続きです。
【結果】
概要は「つぶやき − 239 −」
でお伝えしたとおりです。
アブストラクトに含まれていない
気になる点をピックアップしました。
本研究では施設別の成績も
サブ解析されています。
Supplemetary Table 4
施設別の大腸CT検査の腺腫検出精度(患者別)
(ラインコミュニティ限定特典で論文の表を添付しました)
6ミリ以上の病変の感度・特異度
施設A 16.7%( 1/ 6)・97.3%(36/37)
施設B 40.0%(15/16)・99.0%(95/96)
施設C 33.3%( 1/ 3)・ 100%(25/25)
施設D 60.0%( 3/ 5)・ 100%(16/16)
施設E 71.4%( 5/ 7)・ 100%(21/21)
10ミリ以上の病変の感度・特異度
施設A 100%( 1/ 1)・97.6%(41/42)
施設B 50.0%( 3/ 6)・96.2%(101/105)
施設C 該当患者なし・96.4%(27/28)
施設D 100%( 1/ 1)・90.0%(18/20)
施設E 100%( 2/ 2)・88.5%(23/26)
感度の計算では、数が少ない印象ですね。
そのため、施設間でばらつきが
あるように感じますが、
施設間で成績に有意な差はなし
という結果です。
Supplemetary Table 5
大腸CT検査の結果を受け、
大腸内視鏡検査の見直しで見つかった病変
セグメンタルアンブラインド法で明らかになった
内視鏡検査の見直し病変の一覧です。
こちらも、ラインコミュニティ限定で
論文の表を添付しました。
最初の内視鏡検査で指摘できず、
大腸CT検査の結果で見つかった病変は
8病変(4-10mm)あり、
このうち2個は10mmであった。
多くはありませんが、
やはり見落としはありますね。
今日はこのあたりにします。
次回から考察を見ていきたいと思います。
それでは。
原文
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/29174927
ご注意)必ずしも論文の内容をすべて網羅している情報ではございません。詳細にご興味の方は原文をご確認ください。つぶやきは正確な情報発信を心がけますが、その内容を保証するものではないことをどうぞご了承ください。
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Q&A方式で、一般の方の素朴な疑問に答えます!
ご質問もお待ちしています。
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メリット
・画像が共有できる!
・最新の情報を入手できる。
・仲間と意見を交換できる。
・待ち時間に気軽にみられる。
・配信されたことがすぐに分かる。
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(恐れ入りますが、ラインコミュニティは医療関係者の方に限定させていただいております)
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ここ数年、ボランティアで読影トレーニングを行ってきましたが、
自身の業務が膨大になってきたこともあり、
残念ながら永続的に続けることは困難となりました。
2017年の春から予告しておりましたように、
ボランティアによる読影トレーニングの実施は
2017年末で終了いたしました。
何卒、ご理解のほどよろしくお願い致します。
●お願いとお断り●
本ブログの無断転用および複製を禁止いたします。
著者に無断で各種メディアに貼り付ける
などの行為は著作権違反となります。
読者の皆さまの大腸検査に対する知識のお役に立ちましたら幸いです。
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Supplemetary Table 4
施設別の大腸CT検査の腺腫検出精度(患者別)
(ラインコミュニティ限定特典で論文の表を添付しました)
6ミリ以上の病変の感度・特異度
施設A 16.7%( 1/ 6)・97.3%(36/37)
施設B 40.0%(15/16)・99.0%(95/96)
施設C 33.3%( 1/ 3)・ 100%(25/25)
施設D 60.0%( 3/ 5)・ 100%(16/16)
施設E 71.4%( 5/ 7)・ 100%(21/21)
10ミリ以上の病変の感度・特異度
施設A 100%( 1/ 1)・97.6%(41/42)
施設B 50.0%( 3/ 6)・96.2%(101/105)
施設C 該当患者なし・96.4%(27/28)
施設D 100%( 1/ 1)・90.0%(18/20)
施設E 100%( 2/ 2)・88.5%(23/26)
感度の計算では、数が少ない印象ですね。
そのため、施設間でばらつきが
あるように感じますが、
施設間で成績に有意な差はなし
という結果です。
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大腸CT検査の結果を受け、
大腸内視鏡検査の見直しで見つかった病変
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大腸CT検査の結果で見つかった病変は
8病変(4-10mm)あり、
このうち2個は10mmであった。
多くはありませんが、
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