2018年05月22日
大腸CTアカデミア 回盲弁が開大する代表的な疾患は?
■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■
大腸CTアカデミア
【医療従事者用】目次(平日版)
【一般の方用】目次(日曜・祝日版)
【腸長ダービー】目次(土曜版)
【医師のおすすめ】目次(不定期開催)
■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■
PubMedから、今日のつぶやき − 240 −
Weinberg DS, et al. Computed Tomography Colonography vs Colonoscopy for Colorectal Cancer Surveillance After Surgery. Gastroenterology 2018; 154(4): 927-934.e4.
昨日のクイズ
「回盲弁が開大する疾患は?」
の答えです。
・
・
・
・
・
回盲弁が開大する代表的な疾患は
「腸結核」です!
腸結核はリンパ装置の多い回盲部に好発します。
回腸末端から右側結腸に多発性の不整形潰瘍や
輪状・帯状潰瘍といった病変が慢性的に繰り返されて
粘膜のひきつれや変形が起きます。
このため、回盲弁が開大します。
ご興味のある方は、文献も
読んでみてくださいね。
徳島の岩野先生と共同執筆した論文でも
ご紹介していますよ。
そして、クイズに答えてくれた
T橋さま、みごとです。
「腸結核」だけでなく
「消化管ベーチェット病」も答えてくれました!
たしかに消化管ベーチェット病にも
回盲弁の開大はみられます。
素晴らしい解答ですね!
ご興味のある方は、文献も
読んでみてください。
それでは、論文
「大腸がん術後サーベイランスに有用なのは?
大腸CT検査 vs. 大腸内視鏡検査」
ご紹介の続きです。
この研究結果をみて
2つの疑問を感じました。
【1つ目】
大腸がん術後1年のサーベイランスにおいて、
6ミリ以上の腺腫あるいは鋸歯状病変(SSA/P)
を認めた症例が15.6%って
妥当なのだろうか?
日本ではもっと低いのでは!?
自分でも調べようと思いますが、
データはあるのかな・・
ご存知の方は、是非、情報共有させてください。
【2つ目】
大腸CT検査の感度が
6ミリ以上の病変で44.0% (95%CI, 30.2-57.8%)
10ミリ以上の病変で76.9% (95%CI, 54.0-99.8%)
って低くないですか?
何でこんなに低くなるのでしょう・・・。
低くなる理由って?
このあたりの疑問を解決するためにも
アブストラクトだけではなく
本文も読む必要がありますね。
次回のつぶやきに続きます〜
それでは、また。
原文
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/29174927
ご注意)必ずしも論文の内容をすべて網羅している情報ではございません。詳細にご興味の方は原文をご確認ください。つぶやきは正確な情報発信を心がけますが、その内容を保証するものではないことをどうぞご了承ください。
著者からのおすすめPR-----------------------
英語の勉強法を聞かれる機会が増えました。
短気留学にいく行動や、日々の勉強が大切だと思いますよ。
友人のおすすめ ★常夏の楽園セブで語学留学(1週間73,000円〜)★
私もやってました アルクの「1000時間ヒアリングマラソン」
24時間365日いつでもどこでも英会話レッスンができる!
予約不要のオンライン英会話。
PC・スマートフォンから英会話レッスンが受けられます。
▲PRここまで--------------------------------
◆メルマガ「大腸CT検査アカデミー」無料購読募集中です◆
ライン参加者の皆様も過去の記事を読むのに便利ですよ〜
☆☆大腸CT検査ってなあに? 〜大腸がんをへらせるの?〜☆☆
Q&A方式で、一般の方の素朴な疑問に答えます!
ご質問もお待ちしています。
◆ラインコミュニティ「CTC Academy」の参加募集◆
メリット
・画像が共有できる!
・最新の情報を入手できる。
・仲間と意見を交換できる。
・待ち時間に気軽にみられる。
・配信されたことがすぐに分かる。
☆彡 入会希望の方はご連絡下さい
【89名の仲間がいるよ!】
(恐れ入りますが、ラインコミュニティは医療関係者の方に限定させていただいております)
■読影トレーニングに関して重要なお知らせです。■
ここ数年、ボランティアで読影トレーニングを行ってきましたが、
自身の業務が膨大になってきたこともあり、
残念ながら永続的に続けることは困難となりました。
2017年の春から予告しておりましたように、
ボランティアによる読影トレーニングの実施は
2017年末で終了いたしました。
何卒、ご理解のほどよろしくお願い致します。
●お願いとお断り●
本ブログの無断転用および複製を禁止いたします。
著者に無断で各種メディアに貼り付ける
などの行為は著作権違反となります。
読者の皆さまの大腸検査に対する知識のお役に立ちましたら幸いです。
にほんブログ村
大腸CTアカデミア
【医療従事者用】目次(平日版)
【一般の方用】目次(日曜・祝日版)
【腸長ダービー】目次(土曜版)
【医師のおすすめ】目次(不定期開催)
■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■
PubMedから、今日のつぶやき − 240 −
Weinberg DS, et al. Computed Tomography Colonography vs Colonoscopy for Colorectal Cancer Surveillance After Surgery. Gastroenterology 2018; 154(4): 927-934.e4.
昨日のクイズ
「回盲弁が開大する疾患は?」
の答えです。
・
・
・
・
・
回盲弁が開大する代表的な疾患は
「腸結核」です!
腸結核はリンパ装置の多い回盲部に好発します。
回腸末端から右側結腸に多発性の不整形潰瘍や
輪状・帯状潰瘍といった病変が慢性的に繰り返されて
粘膜のひきつれや変形が起きます。
このため、回盲弁が開大します。
ご興味のある方は、文献も
読んでみてくださいね。
徳島の岩野先生と共同執筆した論文でも
ご紹介していますよ。
そして、クイズに答えてくれた
T橋さま、みごとです。
「腸結核」だけでなく
「消化管ベーチェット病」も答えてくれました!
たしかに消化管ベーチェット病にも
回盲弁の開大はみられます。
素晴らしい解答ですね!
ご興味のある方は、文献も
読んでみてください。
それでは、論文
「大腸がん術後サーベイランスに有用なのは?
大腸CT検査 vs. 大腸内視鏡検査」
ご紹介の続きです。
この研究結果をみて
2つの疑問を感じました。
【1つ目】
大腸がん術後1年のサーベイランスにおいて、
6ミリ以上の腺腫あるいは鋸歯状病変(SSA/P)
を認めた症例が15.6%って
妥当なのだろうか?
日本ではもっと低いのでは!?
自分でも調べようと思いますが、
データはあるのかな・・
ご存知の方は、是非、情報共有させてください。
【2つ目】
大腸CT検査の感度が
6ミリ以上の病変で44.0% (95%CI, 30.2-57.8%)
10ミリ以上の病変で76.9% (95%CI, 54.0-99.8%)
って低くないですか?
何でこんなに低くなるのでしょう・・・。
低くなる理由って?
このあたりの疑問を解決するためにも
アブストラクトだけではなく
本文も読む必要がありますね。
次回のつぶやきに続きます〜
それでは、また。
原文
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/29174927
ご注意)必ずしも論文の内容をすべて網羅している情報ではございません。詳細にご興味の方は原文をご確認ください。つぶやきは正確な情報発信を心がけますが、その内容を保証するものではないことをどうぞご了承ください。
著者からのおすすめPR-----------------------
英語の勉強法を聞かれる機会が増えました。
短気留学にいく行動や、日々の勉強が大切だと思いますよ。
友人のおすすめ ★常夏の楽園セブで語学留学(1週間73,000円〜)★
私もやってました アルクの「1000時間ヒアリングマラソン」
24時間365日いつでもどこでも英会話レッスンができる!
予約不要のオンライン英会話。
PC・スマートフォンから英会話レッスンが受けられます。
▲PRここまで--------------------------------
◆メルマガ「大腸CT検査アカデミー」無料購読募集中です◆
ライン参加者の皆様も過去の記事を読むのに便利ですよ〜
☆☆大腸CT検査ってなあに? 〜大腸がんをへらせるの?〜☆☆
Q&A方式で、一般の方の素朴な疑問に答えます!
ご質問もお待ちしています。
◆ラインコミュニティ「CTC Academy」の参加募集◆
メリット
・画像が共有できる!
・最新の情報を入手できる。
・仲間と意見を交換できる。
・待ち時間に気軽にみられる。
・配信されたことがすぐに分かる。
☆彡 入会希望の方はご連絡下さい
【89名の仲間がいるよ!】
(恐れ入りますが、ラインコミュニティは医療関係者の方に限定させていただいております)
■読影トレーニングに関して重要なお知らせです。■
ここ数年、ボランティアで読影トレーニングを行ってきましたが、
自身の業務が膨大になってきたこともあり、
残念ながら永続的に続けることは困難となりました。
2017年の春から予告しておりましたように、
ボランティアによる読影トレーニングの実施は
2017年末で終了いたしました。
何卒、ご理解のほどよろしくお願い致します。
●お願いとお断り●
本ブログの無断転用および複製を禁止いたします。
著者に無断で各種メディアに貼り付ける
などの行為は著作権違反となります。
読者の皆さまの大腸検査に対する知識のお役に立ちましたら幸いです。
にほんブログ村
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/7665904
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック