2021年01月08日
大腸CTアカデミア 医療者は、患者の意思決定により多くの正確な方法提供を行うべきであり、またモダリティ別の長所短所についても説明を行うべき
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日本消化器がん検診学会
第2回大腸CT検査技師研修会
(大腸CT検査教育研修会・大腸CT検査実践トレーニングコース)
開催のお知らせです。
2020年に申請できなかった方は是非、お申し込みくださいね。
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PubMedから、今日のつぶやき − 882 −
Kato T, et al. Preference and Experience of Colonic Examination for Participants Presenting to Hospitals with a Positive Fecal Immunochemical Test Result. Patient Prefer Adherence. 2020;14:2017-2025
https://doi.org/10.2147/PPA.S267354
それでは、論文
「便潜血陽性者が希望する大腸精検法」
のご紹介です。
【考察】
通常の大容量前処置を用いた大腸内視鏡検査と低用量前処置あるいは下剤なしで字石下大腸CT検査を比較した複数の研究報告によると、患者の多くが大腸CT検査を好ましいと選択している。
我々の研究でも、大腸CT検査を選択した患者のうち65%が低用量前処置を選択している。
大腸CT検査で通常容量の前処置を選択した患者は、精度を意識してそうした選択を行っていた。
一般的には大腸内視鏡検査が好ましい精検法としてとらえられているが、患者の好みには繊細な側面がある点に注意が必要である。
医療サイドは、患者の意思決定により多くの正確な方法提供を行うべきであり、またモダリティ別の長所短所についても説明を行うべきであろう。
(感想)
医療者側の思い込みが患者を委縮してしまう、あるいは検査を拒否してしまうこともあり得ます。
患者の意思決定に十分な情報と選択肢は与えられるべきでしょう。
それでは、また。
原文
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/33122895/
ご注意)必ずしも論文の内容をすべて網羅している情報ではございません。詳細にご興味の方は原文をご確認ください。つぶやきは正確な情報発信を心がけますが、その内容を保証するものではないことをどうぞご了承ください。
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読者の皆さまの大腸検査に対する知識のお役に立ちましたら幸いです。
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我々の研究でも、大腸CT検査を選択した患者のうち65%が低用量前処置を選択している。
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一般的には大腸内視鏡検査が好ましい精検法としてとらえられているが、患者の好みには繊細な側面がある点に注意が必要である。
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