2021年01月05日
大腸CTアカデミア 便潜血陽性となった場合に受ける大腸検査は!?
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日本消化器がん検診学会
第2回大腸CT検査技師研修会
(大腸CT検査教育研修会・大腸CT検査実践トレーニングコース)
開催のお知らせです。
2020年に申請できなかった方は是非、お申し込みくださいね。
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PubMedから、今日のつぶやき − 879 −
Kato T, et al. Preference and Experience of Colonic Examination for Participants Presenting to Hospitals with a Positive Fecal Immunochemical Test Result. Patient Prefer Adherence. 2020;14:2017-2025
https://doi.org/10.2147/PPA.S267354
それでは、論文
「便潜血陽性者が希望する大腸精検法」
のご紹介です。
【考察】
大腸CT検査の10mm以上の腫瘍性病変に対する検出感度は大腸内視鏡検査に非劣性と報告されているが、表面型病変の検出においては大腸内視鏡検査に比べて劣っている。
大腸がんの疑いの高い130名の患者に両方の検査を受けてもらった研究では、2度検査を受ける手間や精度、あるいはコストを理由に大腸内視鏡検査を好んだ患者が多かった。
また、別の研究では、便潜血陽性となった場合に受ける大腸検査として何を選択するか調査を行ったところ、大腸内視鏡検査の選択が71%、大腸CT検査が22%、カプセル内視鏡検査が7%であった。
これらの研究結果は我々の研究結果と合致している。
(感想)
多くの患者さんが大腸内視鏡検査を選択することは理にかなっていると思います。
ただ、そこからこぼれた患者さをレスキューする検査体制も必要だと個人的には信じています。
それでは、また。
原文
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/33122895/
ご注意)必ずしも論文の内容をすべて網羅している情報ではございません。詳細にご興味の方は原文をご確認ください。つぶやきは正確な情報発信を心がけますが、その内容を保証するものではないことをどうぞご了承ください。
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