2021年01月06日
大腸CTアカデミア 大腸CT検査を選択する第1の理由は、「楽に検査を受けられる」ということ!
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2021年度 第60回本消化器がん検診学会総会
会長:小川 眞広 先生(日本大学病院消化器肝臓内科)
会期:2021年6月4日(金)〜6日(日)(6日は研修会のみ)
会場:ステーションコンファレンス東京
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PubMedから、今日のつぶやき − 880 −
Kato T, et al. Preference and Experience of Colonic Examination for Participants Presenting to Hospitals with a Positive Fecal Immunochemical Test Result. Patient Prefer Adherence. 2020;14:2017-2025
https://doi.org/10.2147/PPA.S267354
それでは、論文
「便潜血陽性者が希望する大腸精検法」
のご紹介です。
【考察】
我々の大規模調査から、便潜血陽性で病院に来た患者に十分な説明を行った患者の72%が大腸内視鏡検査を選択した。
興味深いことに、大腸内視鏡検査の有用性を十分に説明した後でも、28%の患者が大腸CT検査を選択したということだ。
大腸CT検査を選択した患者の第1の理由は、「楽に検査を受けられる」ということである。
Poolerらの多施設臨床試験では、両方の検査を受けた患者において、大腸CT検査の方が検査満足度が高いという結果であった。
別の研究でも、大腸CT検査の方が大腸内視鏡検査よりも検査受容性が有意に高く、次回便潜血検査で陽性となった場合に、患者の62%が大腸CT検査を選択するという結果であった。
(感想)
前回までの考察で引用した文献とは異なる結果ですね。
どうしてでしょう?
いろいろと考えられる要因があると思います。
皆様も是非お考え下さい。
それでは、また。
原文
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/33122895/
ご注意)必ずしも論文の内容をすべて網羅している情報ではございません。詳細にご興味の方は原文をご確認ください。つぶやきは正確な情報発信を心がけますが、その内容を保証するものではないことをどうぞご了承ください。
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(恐れ入りますが、ラインコミュニティは医療関係者の方に限定させていただいております)
●お願いとお断り●
本ブログの無断転用および複製を禁止いたします。
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読者の皆さまの大腸検査に対する知識のお役に立ちましたら幸いです。
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我々の大規模調査から、便潜血陽性で病院に来た患者に十分な説明を行った患者の72%が大腸内視鏡検査を選択した。
興味深いことに、大腸内視鏡検査の有用性を十分に説明した後でも、28%の患者が大腸CT検査を選択したということだ。
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別の研究でも、大腸CT検査の方が大腸内視鏡検査よりも検査受容性が有意に高く、次回便潜血検査で陽性となった場合に、患者の62%が大腸CT検査を選択するという結果であった。
(感想)
前回までの考察で引用した文献とは異なる結果ですね。
どうしてでしょう?
いろいろと考えられる要因があると思います。
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