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2021年05月31日

人や企業の地方移住のメリットと地方創生


コロナ感染症が長期化する中で、首都圏居住者の地方移住への関心が高まっていると多くのメディアが報じている。

ふるさと回帰などを推し進める団体などの東京都内でのアンケートでは

実に4割近い人が地方移住に関心があるという。

その要因はテレワークや在宅ワークを多くの企業が導入し、通勤混雑を回避できて

また長い通勤時間の無駄と通勤疲労、公共交通機関での3密回避でのコロナ感染リスク低減

など、必ずしも毎日遠距離を通勤しなくとも仕事が可能であることを導入後経験したためだと考えられる。

地方移住希望者の多くが、地方の自然環境と広い土地や家などゆとりや癒しを求め、

都会の高い家賃や不動産、固定資産税、物価、通勤混雑と長い通勤時間、狭い居住空間などに不満があり、

ここ1年で急激に地方移住への関心が高まってきた。

そのような中で政府も地方移住について様々な優遇制度を始めたことが今年4月に報じられた。

従来より少子高齢化問題が顕著な地方自治体では、地方の疲弊を防ぐために

都会から地方に移住した場合に様々な優遇措置を設けてきたが、今後政府の後押しで拡充する向きだ。

また、企業が地方に工場などを建設する場合にも優遇措置をとっている自治体もある。

地方自治体の深刻な問題は働く場所が少ないことで、地域の若者が地方を離れ都会へ出て行ってしまうことで

地方の担い手不足と税収の減少が問題だと認識しているためだろう。

東京に8年住んだことがある私の意見は、地方移住を本気で考えるなら、

前にも述べた通り、東京にある大手企業や有名企業の本社を地方に移転した場合に優遇税制を取り入れるなど

大きな政策が必要だと思う。

東京での弊害は昨年の台風15号や19号に代表されるように近年増加傾向にある水害の激甚化、

今後30年以内に70%の確率で起きると言われている首都直下型巨大地震

様々な有事の際のリスク

住む人にとっては固定資産税や相続税、家賃がバカ高いこと

商売やビジネスする人にとってもオフィスビルの家賃が高いこと

緑地や自然が少なく、自動車などの騒音が多いなど静かでないこと

人ごみでごった返し、毎日の通勤で疲れること

夏はエアコンがないとほぼ無理

ホームセンターなど家庭生活で必要な品物を販売する店が少なく、逆に不便であること

どこでもそうだが特に都会での近隣関係が悪いと最悪だが、地方へ広い土地への移住で解消

年金暮らしでは前述のように固定資産税や市県民税などの税金が高く、それほどゆとりがある老後は望めない場合がある。

しかし、地方に移住すれば上記の多くの問題が解決すると思う。

近年は全国に新幹線や高速道路は縦横無尽に整備されており、首都圏を離れても短時間で地方と都会を往復できる。

特に近年は東京の外側に圏央道が整備されて、湾岸部も東名高速と東京湾アクアラインと常磐自動車道がつながり、

九州でも新幹線も高速道路も整備済みであり、北陸にも新幹線や関越道など整備され、

本州と北海道は新幹線で結ばれ、交通の利便性の問題は少なくなった。

西日本と東日本の物流が効率化されたため、経済活性によい条件がそろった。

地方としても若者離れ、後継者不足の問題解消政策を国が先頭に立って行ってくれるならありがたい。

地方で暮らしてもらうことで固定資産税や住民税などの税収が増え、

また、年金生活者は国から年金を貰い、それで地方で買い物など消費行為をしてもらえば地方企業へも利益が出る。

できたら、東京23区だけでなく、周囲の埼玉、神奈川、千葉の主要都市からの移住や、

大手企業や有名企業の地方移転への優遇制度などもっと地方への移住を進めてもらいたい。

東京都その周辺に3700万人という日本の人口の4分の1が住んでいることでの様々なリスクが多すぎる。

今回の台風19号は何とか難を逃れたが、喉元過ぎれば熱さを忘れる例え、

台風や豪雨は年々激甚化していることが気象庁のデータでも明らか、

首都直下地震が起きたら、首都圏のマンションなど何の価値もなくなり、日本が機能不全に陥る。

地方移住ではコロナが大幅に収束しないと難しいかもしれない。

地方に移住すると移住者にとって以下のメリットがあると思う。

1、固定資産税や相続税が安い
2、地方は物価が安い
3、自動車で自由に行きたいところに行けるドライブの楽しみが増える
4、自然や緑が豊かである
5、住居の土地が安く、一般的に広い
6、騒音が少ない
7、親類などがいると心安らぐ
8.都会よりも一般的にストレスが少ない
9、家庭菜園などができる
10、借地借家の家賃が安い
11、一般的に治安が良い(特に東北地方や山陰地方)
12、高台などに住めば自然災害に強い
13、夏はエアコンが無くとも平気(特に東北以北)
14、商業施設や自宅での駐車場が一般的に広い

以上のメリットがあると東京都と仙台市と田舎の両方に住んだことがある私の意見だ。

地方自治体としても、固定資産税や住民税などの税収が増えるし、

地方で商売をしている人にとっても人が増えれば消費増加で増収となる。

特に都会で定年退職した大手企業や有名企業を退職した人は多額の退職金と高い年金がもらえるわけだから

残念ながら、若者は地方から都会に出てゆく一方だ。

特に優秀な若者は有名大学に進学し、次に東京本社の大手企業に就職し、

高い給与と好待遇の労働環境で、自分のやりたい仕事ができるるし、

地方では知的産業が少なく、大学を卒業していても活躍の場が少ないのだ。

よって、そのような若者や人たちにはこれから40年後の定年退職の時に期待だ。

地方移住のデメリットもあると思う。

それは

1、高度医療施設の数が少ない
2、知的な産業が少なく高学歴者にとって受け入れ起業が少ない
3、給与水準が一般的に低い
4、労働条件が良い企業が少ない
5、求人数が少なく自分の特性に合った多種多様な産業が少ない
6、田舎の集落でのしがらみに縛られることがある
7、交通手段が自家用車と電車が主となり経費がかかるが
8、日本海側や北海道は冬の雪道でトラブルが起きることがある

以上のデメリットを解消するために、大手企業や関連企業の地方移転が政府の後押しで必要だと考える。

コロナが収束しないのに移住したら、都会から地方にコロナが拡散してしまう可能性があるが。

移住の手がかりは自分の先祖のルーツがどこかにあると思う。

東北地方には西日本のような特定地区のようなめんどくさい問題も存在しないのがメリットだ。

東京に住んでみて知ったことは、東京に住む人の多くが祖父祖母、両親などが地方出身が多いことだ。

日本の発展した都市は太平洋側に多いが、それは雪が降らないことと気候が温暖である理由だろう。

しかし、雪をどうにかできれば、日本全体が活性化され、地方創生に活路が見いだせると思う。



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