我が国の現在の自動車保有台数の合計は8000万台であるが
1966年(昭和41年)からの経過を見ると、高度経済成長期のすごさが実感できると思う。
1966年の全体(乗用車、乗り合いバス、貨物自動車、特殊車両)の台数は800万台であり
そのうち乗用車は230万台であった。
乗用車よりも業務用の乗り合いバスや貨物自動車の所有が多いことから
1966年ごろである55年ほど前は国民経済がまだ車簡単に買えるほど豊かでなく、高度成長期の途中であったことが推測される。
ところが15年後の1981年(昭和55年)の全体保有台数は3700万であり、その中でも乗用車の数は2300万台と
昭和41年時から15年で10倍まで急増した。
つまり一般家庭でも乗用車の所有率が急増したということだ。
その後も自動車保有台数は増加して、近年では全体で8000万台であり、そのうち6000万台は乗用車であるから自家用車の保有者が増加し、国民生活に自家用車はかかせない存在になり、
全国でモーターリゼーションが浸透して、国民生活が豊かになったと考えられる。
それを陰で支えたのは日本全国に建設された道路であることはまちがいないことだろう。
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