2014年04月28日
フロントガラスに傷や割れがあると、車検はどうか!
フロントガラスの傷や割れは、車検の基準でいうと、前方の視界の確保にかかわってきます。
保安基準的には、運転者の前方視界は常に見やすく見通しのきく状態でなければなりません。
そのため、フロントガラスは常に見やすい状態でないとダメなことになり、フロントガラスの割れは、正常に前方を見通せない状態とされ、それに、走行中のガラスの外れや脱落などを発生しかねない恐れがあり、車検の基準は通りません。
フロントガラスの傷も、傷自体が視界の妨げになりうることと、今後に傷から割れてしまうことも考えられるため、車検は通りません。
フロントガラスの傷や割れは、物がぶつかったり、走行中の飛び石を受けることによって起こります。
二階のベランダから鉢植えが落ちてきたり、冬に屋根から雪や氷の塊がガラスに落ちてきて、ガラスがこなごなに割れたり、というのも実際に今まで聞いたりした中でありましたが、ほとんどは、走行中に前方を走っている車(大型車やトラックなどは特に注意)がはじいた石が、たまたま飛んでくる場合です。
そのようにして付いた傷や割れで、明らかな割れは、完全に車検は通りません。
割れでよくあるのが、傷を受けた所から、ガラスのふちに向かって、ピシっと割れた筋が入った状態です。
これは、飛び石を受けた時に割れる場合と、飛び石でついた小さな傷が、振動やガラスに受ける風圧によって広がり、傷が伸びる(傷が走るとも言います)場合があります。
小さな傷つきに関しては、フロントガラスのほんの表面の傷つき程度なら、傷が広がる恐れがないので車検は通りますが、少しでも傷がひび割れ(傷の奥に割れた筋が見える状態)しているようなら、割れが広がる恐れがあるので、車検は通りません。
フロントガラスの割れの場合は、ガラスの交換をするしかないですが、小さい割れや傷なら、傷を修理できます。
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