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2014年04月27日

車検が通らない例。こんな状態は車検通りません!


車検が通らない例。

タイヤ溝がスリップラインまで、消耗している場合は、安全性を満たしていないため、車検は通りません。
DSC_0510.JPG
画像のタイヤの中央に、縦に溝と溝がつながったようになっている線がスリップラインです。

タイヤ溝がまだ多いときは、溝の底に隠れていますが、タイヤが消耗して溝が減ってくると、スリップラインが見えてきます。

この画像のタイヤのように、完全にスリップラインが出ていると、車検は通りません。


タイヤ溝の基準は最低でも1.6mmないとダメです。

スリップラインは、その1.6mmを示すラインで、スリップラインが出るまで消耗したら、その時点でそのタイヤはもう車検は通せません。


実際の走行の安全上も、危険なタイヤですので、速やかな交換が必要です。








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私は、自動車検査員という国家資格をもって、日々、自動車の整備や検査に携わっています。 自動車検査員というのは、車検などで車が国の定める厳しい検査基準をクリアしているかを判断する役目の人の事です。車の構造はもちろん、法律の知識も熟知していなければなりません。 常に車には厳しい目で接していますが、そうだからこそ、自動車に対する愛情は人一倍持っています!皆さんに少しでも、自動車のいろいろな事を紹介できたらと思います。
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