2014年05月03日
ショックアブソーバーのオイルもれは、車検に通るか?
ショックアブソーバーのオイルがもれていると、本来のショックアブソーバーの機能である、段差や悪路走行時の衝撃吸収が十分できなくなるため、車検は通りません。
これは、ひどくなると、いわゆるショックアブソーバーが抜けている、という状態で、段差乗り越え時などに、段差分のタイヤの動きの衝撃を吸収できなくなるため、段差で縮んだり伸びたりするコイルスプリングの動きがいつまでも続いてるような、安定感のない車体の動きになってしまいます。
車検の検査基準的にいうと、ショックアブソーバーは、緩衝装置という項目に入り、ショックアブソーバーのオイルもれは、緩衝装置の機能の基準に不適合となります。
ちなみに、ショックアブソーバーのオイルもれも、完全にもれがしずくになって、下までオイルもれが進行していれば完全にダメで整備や交換が必要ですが、そんなにもれがひどくなく、オイルがにじんでいる程度なら、まだ機能に問題なしと判断され、車検が通ることもあります。
そのあたりは、車検の検査員が判断するところになりますが、オイルもれの程度によります。
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