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posted by fanblog

2014年05月05日

車検が通らない例。燃料もれは、にじみでも通らない!


燃料もれをしている、または、燃料がにじんでいるだけでも、車検は通りません。

車の燃料のガソリンは、着火性が非常によく、火や火花が近くにあるだけで、すぐに火がつきます。

これは、ガソリンの性質の揮発性というものが高いため、空気中ではすぐに気化して、気体となったガソリンが周辺に漂うことで、そこに火や火花があると、すぐに引火してしまい、非常に危険な性質なのです。


ガソリンはいったん火がつくと、激しく炎を上げて燃え続けます。

そればかりか、空気中で気化したガソリンは、空気と混ざった濃度によって、爆発的に一気に燃える性質があり、密閉されたタンク内などで引火が起これば、大爆発になり、非常に危険です。


その性質をうまく使って、爆発的な力を動力に変えているのが、自動車のエンジンという事です。


それだけ危険性のあるガソリンですので、燃料もれというのは、少しのもれでも、にじみがあるだけでも、危険な状態なので、その状態では当然、車検は通りません。








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Mr.自動車検査員
私は、自動車検査員という国家資格をもって、日々、自動車の整備や検査に携わっています。 自動車検査員というのは、車検などで車が国の定める厳しい検査基準をクリアしているかを判断する役目の人の事です。車の構造はもちろん、法律の知識も熟知していなければなりません。 常に車には厳しい目で接していますが、そうだからこそ、自動車に対する愛情は人一倍持っています!皆さんに少しでも、自動車のいろいろな事を紹介できたらと思います。
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