2014年04月22日
車検とは?そもそも何なのか!
車を持っている人ならば、必ず受けないといけないのが車検です。
車検が切れた状態では、法律上、公道を走ることはできません。
警察に見つかれば、即、車から降ろされ、罰金ものです。
車検を簡単に言うと、車一台一台ごとに、このまま走行していても危険な状態ではないかとか、オイル漏れや排気ガスによって公害を撒き散らす恐れはないか、などの車の現状を点検して、大丈夫なら今後も乗っていいですと了承をもらうのが車検です。
ですから、安全上、問題のない状態でないと、当然車検は通りません。
車検には、国の定める車検満了期間があり、その期間を超えての使用は認められない訳ですが、その期間は、乗用車なら、新車からの最初の車検が3年で、その次からは2年ごとになります。
貨物車(トラックやバン)は、新車からの最初が2年で、その後は1年ごとです。
ちなみに、乗用車でも昔はよく1年車検なんて言われて、10年を過ぎた車は車検が1年ごとになっていたようですが、今はそれはありません。車がどんなに古くなっても乗用車は2年車検です。(昔と比べて今は、技術の進歩で車が壊れにくくなった事や、整備体制が整っている事などの要因があるようです。)
車検時に点検される安全上の基準が、『保安基準』といって、車のボディやエンジン、タイヤ、ガラス、室内・・・など、自動車のすべての項目に対しての法律の基準が事細かく決められていて、そのすべてに合格しないと、その自動車は公道を走行することができない訳です。
その保安基準は、かなり細かな基準で出来ていますが、それがないと、現代の車社会の安全性が保たれませんし、何より、危険な車や公害車(環境に害を及ぼす車や騒音などの被害もある)がはびこるのは、健全な社会とは言えなくなってしまいます。
そんな観点からみると、車検という仕組みがあるこの国は、大したものだと思えてきます。(ほかの国、アメリカなども、車検はなく、車検の仕組みがある国は少ないようです。)
そしてその仕組みを、国の機関(国土交通省)がすべて取り仕切っていて、すべての自動車を厳しく管理してくれているというのが車検というわけです。
ですので、車検時には、それらの基準に合格するように、古くなった部品の交換や、故障個所の修理などをして、保安基準をクリアしなければなりません。
とはいえ、普通に乗っていて、定期的に点検整備を受けているのなら、車検もすんなり通る事と思います。
車検には、あと、重量税とういう車検の期間に対してかかる税金や、自賠責保険という強制保険なども必要になります。
タグ:車検
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