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2015年06月20日

ピラルクの餌だった金魚が生き延びて、本当の金の魚になった訳とは

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主人公は私(ピラルク)…ではなく
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私(餌の金魚)でーす

ヤフーの検索急上昇ワードで『ピラルク』っていうのがありました。

ピラルクというのは、アマゾン川流域に生息する「世界最大の淡水魚」で、「生きた化石」とも呼ばれ、大きいものは全長3メートルを超え、水槽を悠然と泳ぐその姿とは裏腹に小魚を主食とする肉食魚としても知られる魚です。

でも、検索されるようになった実際の主人公は、実はピラルクではありませんでした。

主人公は、何と、もともと、この「ピラルク」のエサだった金魚。

ピラルクの水槽の排水口から“脱出”し、地下の浄化槽まで逃げのびて、7年以上も潜伏していたとみられています。

この金魚、暗闇の中で潜伏していたためか、赤い色素が抜けて“黄金色”に輝いているようにも見える姿に、飼育員らも「奇跡」と驚いています。

ことの発端は、今年4月5日、三重県志摩市の水族館「志摩マリンランド」のピラルクを飼育している水槽の地下にある浄化槽(縦5メートル、横3メートル)を清掃していた飼育員が魚影を見つけたことでした。

網ですくい上げてみると、なんと体長25センチ、体重360グラムの巨大な金魚が姿を見せたのです。

同水族館の里中知之館長によれば「実は、7年ほど前までピラルクのエサは小さな金魚でした。現在では固形のエサを与えています」と証言しています。

なぜ、こんなことが起きたのでしょうか。

飼育員らがピラルクの水槽を調べたところ、水面付近にある排水口に直径約1センチの穴が無数にあることが分かりました。

魚の侵入を防ぐための穴ですが、問題の金魚はこの穴をすり抜けて地下の浄化槽まで流れ落ちたとみられています。

こうして、ピラルクから命からがら逃げ出した金魚ですが、浄化槽ではかなり快適な生活を送っていたようです。

深さ30センチの浄化槽の底には砂が敷きつめられ、ピラルクの水槽から固形エサの残りカスなどが絶えず流れ落ちていたからです。

ある飼育員さんによれば、「残りカスといっても栄養バランスはばっちり。食生活は相当恵まれていたと思う」と話しています。

この金魚が、さらにすごいのは、実は、浄化槽にたまったゴミを除去する月1回程度の清掃作業「逆洗」で何度も身の危険にさらされてきたことです。

「体の小さい金魚が一緒に流されてもおかしくない。一度も流されなかったのは奇跡」と飼育員さんも驚いています。

地下にある浄化槽は普段は真っ暗闇で、飼育員らは投光器を片手に作業しています。

そんな飼育員らの目もかいくぐり、金魚はすくすくと成長したわけです。

金魚というのは、環境さえ良ければ、20年以上も生きることができ、体長も30センチ程度まで成長するそうですね。

この金魚の体色は黄色がかっていますが、これは専門家によれば、真っ暗闇の中で育ったために光が不足し、もともとの赤い色素が抜けた可能性があるということです。

さて、発見されたこの巨大金魚ですが、同水族館では、春季特別展「春らんまん 金魚ワールド」で、この金魚を5月31日まで展示しました。

里中館長は「エサ用の金魚を“看板魚”にするのは少し気が引けます。だから、こっそりと再開したい」と話していて、21日から展示を再開するということです。

今回、有名になって、さらに観客が増えるでしょうね。

この話題を聞いたり、実際に金魚を観賞した人のなかには、光の当たらない場所で孤独に暮らしてきた境遇に共感したという声や、数々の偶然が重なり、生き残ったことに驚きの声が上がっています。

まさに、ディズニーか何かの話のようですが、せっかく生き残ったのですから、これからは良い世話を受けて、長生きして欲しいものですね。

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