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昨日は、熱中症対策として、経口補水液を紹介しました。今日は、他にもあるオススメ飲料のご紹介です。

その前に、熱中症になる原因のおさらいですが、

熱中症が起こる主な原因は、体内のミネラル分の不足にあります。夏場は、気温とともに体温の上昇するので、体は汗をかくことと血液を皮膚に集めることで、体外に熱を放出して体温を下げようします。

しかし、その時に汗に含まれるミネラルが大量に失われてしまうことから、体は体内のミネラルの濃度を一定に保つために水分を減らすように働くため、血液量が減り、血液による脳への酸素供給が不十分となった結果、めまいやふらつきを引き起こすわけです。

このミネラルは人間の体内では生成できないので、飲食によって補給する必要があります。

水分だけでなく、ミネラル不足を補うために、スポーツ飲料が飲まれることが多いですが、乳幼児から高齢者まで年齢を問わず誰でも手軽にミネラル補給ができる飲み物として、「ミネラル入りむぎ茶」がオススメです。

ミネラル入りむぎ茶には、まず、血液をさらさらにする効果があります。健常な男性22〜23人がミネラル入りむぎ茶と2種類の一般的なむぎ茶を飲んだ後に、一定量の血液が流れる時間を測定する実験を行なったところ、ミネラル入りむぎ茶が最も血液流動性が高い結果が示されたとのことです。

また、ミネラル入りむぎ茶には体温を下げる効果もあるそう。ミネラル入りむぎ茶とミネラルウォーターを飲用する実験をおこなった所、ミネラル入りむぎ茶を飲んだ被験者の腹部・胸部の体温が1.7℃下がったが、ミネラルウォーターを飲んだ被験者の体温は逆に0.6℃上昇するという結果が得られたそうです。
これは、とりわけ湿度が75％を超すような状況で効果を発揮します。

そうした状況で、汗は蒸発することができなくなるので、汗が出ても、熱を奪うことができず結果的に脱水状態となり、熱中症につながります。
でも、体温を下げる効果のあるミネラル入りむぎ茶を飲めば、体の余分な熱を奪い、体の内部体温を低下させるので、熱中症対策に効果的なのです。

さらに、ミネラル入りむぎ茶は、刺激物であるカフェインも含まないので、子どもから高齢者、妊婦さんにも安心な飲料と言えます。

比較的、低価格で入手できますし、この夏の熱中症対策には本当にオススメですよ。

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