2015年05月12日
今井雅之さんも闘病中の大腸がんとはどんなガン?予防に有効な手段とは?
先日、俳優の今井雅之さんが、大腸がんで手術したことを告白しましたが、記者会見での激ヤセぶりに驚いた方も多いのではないかと思います。
末期であるとはいえ、何とか奇跡が起きて、治療が功を奏すると良いですよね。
ただ、今井さんの話は、他人事ではなく、国立がん研究センターによると、2015年に大腸がんになる人は、他のがんを抑え、1位になることが予測されています。
現在でも、実は女性の死因の第1位は大腸がんですので、このがんに対する知識を得て、対策をするのは大事だと言えます。大腸がんの原因
原因の一つには、食の欧米化があると言われています。日本の食生活は長い間、米や野菜中心の食生活でしたが、近年の急速な欧米化により、肉や油などたんぱく質や脂肪分が多い食事に変化しています。
肉や油など高タンパク、高カロリーな食事をとると、便が大腸に滞留している時間が長くなり、便に含まれる発がん性物質も長い時間滞留しますので、がんが発生しやすくなるのではないかと言われています。
大腸がんの症状
初期の大腸がんには、ほとんど自覚症状がないようです。進行するにつれ、便通の異常や血便、残便感、下痢と便秘の繰り返し、便が細くなる、腹痛、腹部膨満感、痛みを伴うしこりなどが症状として現れてきます。
大腸がんの予防
食事に関しては、緑黄色野菜や魚を中心に食物繊維、カルシウム、そしてビタミンDの多い食事をして適度に日に当たることが、大腸がん予防に有効とされています。 野菜を十分食べているひとは、全く食べないひとの半分しか大腸がんにならないということです。
というわけで、野菜と魚をしっかり食べ、食物繊維の多い食品、にんにく、牛乳、ヨーグルト、カルシウムの多く、大腸がんのリスクを下げると言われている食事をすることが大切です。
そして、運動不足、野菜の不足、動物性脂肪、赤身肉や加工肉の取りすぎ、たばこやアルコールの飲みすぎ、そして肥満が、大腸がんの危険因子として挙げられているので、そうしたことを避けるのが有効です。
また、初期の大腸がんは、自覚症状があまりないので、定期的な検査が重要です。ちなみに今井雅之さんは、これまで人間ドックや、健診を受けてこなかったそうです。
あるお医者さんによると、お腹の調子が悪い人は年に1回は検査が必要とのことです。また、がん家系の人は年に2回受けるくらい用心してた方が良いそうです。また、便秘がちだと大腸がんのリスクが高まるので、病院に行って薬をもらったり、運動して便秘を解消するようにした方が良いみたいですね。
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