2015年08月07日
長崎沖に沈んだ潜水艦空母『伊402』発見か︎︎
伊402
このブログでも、以前、ハワイ沖で発見された潜水艦空母『伊400』について取り上げましたが、今度は 太平洋戦争中に開発され、戦後、アメリカによって沈められた当時世界最大級の潜水艦空母「伊402」とみられるものを、日本テレビの取材チームが、長崎県沖の海底で発見し、大きなニュースになっています。
「伊402」は山本五十六・連合艦隊司令長官が、アメリカ本土攻撃のために発案したもので、戦闘機を3機格納でき、空母の機能も備えた世界でも当時、例のない巨大な潜水艦空母でした。『伊400』、『伊401』に続く3番艦として建造されました。しかし、戦闘に使われないまま終戦を迎え、翌年、アメリカが長崎県沖で沈めていました。
先月、日本テレビの「真相報道バンキシャ!」の取材チームが行った音波探査によって、水深200メートルほどの海底に、長さ約120メートルで3段階の構造を持つ物体を確認したということです。確かに、ソナーが捉えた形は、船体の上に戦闘機の格納庫を持つ「伊402」の特徴とよく一致していると言えます。
さらに行った水中カメラによる撮影で、構造物の上の面にレールのようなものがあることがわかった。専門家によると、これは「伊402」の特徴で飛行機が離陸するための「カタパルト」(射出機)である可能性が非常に高いということです。
海軍史研究家・勝目純也氏によれば、「これがカタパルトであれば、この沈んでいる潜水艦は伊402に、非常に可能性が高いと思います」
これが「伊402」と正式に確認できれば、戦後70年で初めてのことです。
この取材の様子は、16日の「真相報道バンキシャ!」で詳しく放送されます。
昨日の特攻兵器『海龍』といい、沈没した戦艦の発見が相次いでいますね。
戦争は絶対してはならないものとはいえ、日本人として何か心動かされるものを感じるのは、なぜなんでしょうかね。
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