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2015年08月06日

特攻兵器、海龍とみられる潜水艇が下田沖で発見される!

静岡県下田市の下田港沖で5日、旧海軍の特攻兵器「海龍(かいりゅう)」とみられる潜水艇が見つかり、話題になっています。

image.jpg
海龍

海龍とは、旧日本海軍の2人乗り特殊潜水艇で、腹部にロケット魚雷2本を備えた上、船首には600キロの爆薬を詰めていて、本土防衛用の特攻兵器としても想定されていました。

1945年に、全部で224隻が建造されましたが、終戦によって本土決戦が回避されたために実戦に大規模投入されることはありませんでした。

ちなみに、戦時中、下田港には「第16嵐部隊」と呼ばれる海龍の部隊があり、終戦時には十数隻が配備されていました。

今回発見されたとみられている海龍ですが、終戦直前、神奈川県横須賀市を出発した海龍4隻が下田港に入港する際、1隻が須崎付近の海岸で座礁したとの史料が残っているため、潜水艇はこの1隻の可能性が高いとされています。

この潜水艇を発見したのは、海洋調査会社「ウィンディーネットワーク」(下田市、杉本憲一社長)で、静岡新聞社の取材に対して明らかにしたものです。

海龍とみられる潜水艇が発見されたのは、下田港灯台から南西約250メートルの海底約35メートル。艦橋を上にして、航行する姿を思い起こさせるような状態で発見されました。
船首は下田港の出入り口がある北西方向を向いています。
 
5日午前に水中ロボットカメラで潜水艇の船体を撮影した同社海洋調査部によると、長さは16〜17メートル、幅1メートルほどだったということです。

海上自衛隊の資料によると、海龍の大きさは全長17・28メートル、直径1・39メートル。

同社の杉本社長によれば、「形状や大きさなどから海龍である可能性が極めて高い」ということです。
 
同社は、これまでにも青森・秋田県境の十和田湖に1943年9月に墜落した旧陸軍の練習機を発見したり、浜名湖に戦後間もなく沈められた戦車の探索をしたりしてきました。

「戦後70年」の節目の今年3月以降、地元の戦争遺産の調査プロジェクトを進め、今回の発見に至りました。
 
下田港ではこれまでにも、1999年9月に、外防波堤工事中、終戦後に爆薬を取り外して海中投棄された海龍1隻が見つかっています。

当時、海自横須賀水中処分隊が出動し、船体を確認しました。
 
今回の海龍とみられる潜水艇は、広島県・江田島の海軍士官養成学校「海軍兵学校」第74期生による卒業50周年記念誌「江鷹」に記述がある、須崎周辺で座礁した1隻とみられ、関係者によると、爆薬が装填(そうてん)されたままの可能性が高いとみられています。

70年の時を経て、再び現れた海龍とみられる潜水艇。そっとしておいた方が良いような、きちんと保存しておいた方が良いような、複雑な気持ちがするのは私だけでしょうか。

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