もう少し頑張ってみよう

出資馬フォーヴィスムの近況です。

20/11/22 　奥村武厩舎

２２日の東京競馬ではスタートで立ち遅れて中団後方からの競馬。

流れを見て外から早めに追い上げて

直線へ向き最後まで長く脚を使って追い上げるが２着まで。

「入厩した時から脚元に不安を感じさせ、

特に膝が危ないと思えたことからゲート練習は後ろ出し中心で、

積極的にスタートを切らせるような練習はできなかったので、

今回のスタートに関しては致し方ない部分もありました。

ただ、実戦では出ないだけでなく、

入りもスムーズではなかったですし、

出たら出たでギュンっと左に張ってみたり、

芝からダートへの切れ目のところで急にモコモコしてみたりと、

気性的な危うさを見せました。

普段は大人しくしているのですが、

そういう面を持っているようですね…。

今は体が利いていないから

そこまで悪いこともしていないのでしょうが、

動けるようになってくると

難しい面を段々と強く見せてくるのかもしれません。

また、歩様についても元気に聞くと

“坂路でやる分には気になりませんでしたが、

フラットだとちょっと気持ち悪さを覚えますね…。

無事に行ってくれればいいのですが…”とも言っていました。

勝ちあがれるだけの力はあるはずなので、

あとは気性の成長と脚元の無事が

カギを握ってくると思いますので、

慎重に対応していければと考えています」

（奥村武師）

８月中旬にゲート試験をクリアしたあとは

時間をかけて乗り込んできました。

１０月下旬に再入厩を果たすと、

脚元の状態に波を見せることはあったものの

コンスタントに調教を積むことができ、まずまずと思える状態で

初戦へ向かうことができたのではないかと思います。

しかし、初めてのことに戸惑いを覚えたか、

ゲートの寄り付きならびに発馬、

そして出てからもスムーズさを欠くところがあり

流れに上手く乗れなかったのは痛かったです。

早めに動いていき最後も２着まで追い上げたのですから

大したものではありますが、走破時計が遅かったですし、

今回の２着をどう評価すべきかは何とも言えないところです。

ただ、この馬自身、課題を見せたことは

今後に向けて伸びしろがあるとも言えるでしょうし、

最後まで頑張れたという経験は

今後に向けてプラスになるはずですから、次走以降で

さらなる前進を見せてくれることに期待したいと思います。

脚元を中心にレース後の反動が心配なので、

慎重に様子を見てから今後について検討していきます。





レースは２着でした。

ゲートに入らないのを見て、ちょっと嫌な予感がしましたが

案の定、出遅れてしまいましたね。

これは厳しいかなと思って見てましたが、

早めに外目を上がって行くのを見て、

ひょっとしたら掲示板くらいはあるかなと思ってたところ、

いい脚で伸びて２着。

スタートが上手く出れていればという内容でしたね。

奥村調教師のコメントを読む限り、気性面が良くなれば、

未勝利は脱出できるのではないでしょうか。

能力自体はありそうなので、

その辺が良くなって勝ち上がって欲しいですね。

出資馬フォーヴィスムの近況です。

20/11/18 　奥村武厩舎

１８日は美浦坂路で追い切りました

（５４秒６−４０秒３−２６秒９−１４秒５）。

「中間気になった脚元の様子ですが、

不安がなくなったわけではないものの変わりはなく、

診療所の獣医さんにもよく診てもらっていますが

平行線で来ているので、今週の競馬へ向けて調整を行っています。

元気の都合がつき、彼を背にして２頭併せを行ったのですが、

相手の馬に途中でアクシデントがあり、

前をカットされるような状況になってしまったことから

ブレーキをかけなければいけなくなりました。

その分終いの時計を要しましたが、

元気曰く“反応できそうな感触でした”と言っていましたし、

“歩様もさほど気にならない”とも口にしていたので、

この馬自身に大きな影響はないと思えます。

もちろん、この後も、

競馬のあとも気をつけて見なければいけませんから、

万が一違和感が増すようならば状況に合わせて対応していきますが、

このままなら予定通り向かいたいですね。

フルゲート超えするかもしれませんから、

その場合はまず無事に抽選を突破してくれることを願っています」

（奥村武師）

２２日の東京競馬（２歳新馬・ダ１６００ｍ）

に丸山騎手で出走を予定しています。



20/11/19 　奥村武厩舎

２２日の東京競馬（２歳新馬・ダ１６００ｍ）

に丸山騎手で出走いたします。





なんとか年内にデビューできました。

デビュー戦はダートになりましたが、

父親譲りの凄い追い込みを見せて貰いたいですね。

出資馬フォーヴィスムの近況です。

20/11/11 　奥村武厩舎

１１日は美浦坂路で追い切りました

（５２秒９−３９秒１−２５秒５−１２秒４）。

「先週の金曜日に左前脚の球節の外側が少し腫れたように見せたので

慎重に確認したところ関節液が増えていることに因るものでした。

骨自体に異常はなさそうなものの、

肢勢があまりいい馬ではないので

気をつけなければいけないということを

改めて感じさせる変化でしたね…。

そして、反対の脚の右膝にも疲れやすさが見られていますから

用心しなければいけません。

こういった状況にあること、

あと、一瞬の切れを発揮するタイプではなさそう

と言ったことを踏まえて、

レースの条件はダートにしようと考え、

来週のマイル戦から入れていくことにしました。

ここはＧ１の裏ということもあり、

東京にいる人のなかで当たった結果、

丸山元気を押さえることができましたので、

彼とのコンビを考えています。

今日は１週前追い切りを行うことにしましたが、

彼は調整がつかなかったのでこちらで対応しています。

しっかりと動かすことができ、

時計もそれなりのものを出せましたから、

良い調教ができたと思っています。

この後の変化次第ですが、

おそらく当該週は整える程度でいいのではないかと考えていますし、

上手く都合がつくようならば元気にも乗ってもらうかもしれません」

（奥村武師）

２２日の東京競馬（２歳新馬・ダ１６００ｍ）

に丸山騎手で出走を予定しています。





デビュー戦はダートになるみたいですね。

出資馬フォーヴィスムの近況です。

20/11/4 　奥村武厩舎

４日は美浦坂路で追い切りました

（５４秒５−３９秒６−２５秒５−１２秒５）。

「先週、気持ちが入っていないときの走りを見ると

ちょっと大丈夫かな…と心配してしまうほどでしたが、

その後少しずつ動かしていき、

今朝は気持ちの整いやすい坂路に入れてみたところ悪くなかったですね。

前脚もしっかりと出せていましたし、

単走でしたけれど前を走る馬を見ながら

動かしたこともあってか前向きさも見られて、

半マイル５４秒半くらいから

終い１ハロン１２秒半くらいで走ることができていました。

切れる脚を使うタイプという感じはしないかな…という印象なので、

そのあたりのことも踏まえつつ競馬を考えていきます」

（奥村武師）

出資馬フォーヴィスムの近況です。

20/10/27 　奥村武厩舎

２７日に美浦トレセンへ帰厩しました。

「先週奥村調教師と改めて相談した結果、

今週入厩と予定が決まりましたので、

先週末までしっかりと調教を課していました。

そして週明けの様子を確認したうえで、

本日の検疫で送り出しています。

動きを見るとまだこれからというところがあるのは否めませんが、

調教量をしっかりと積んできましたし、

何とかいい走りを見せてもらえたらと思っています」

（天栄担当者）



20/10/28 　奥村武厩舎

２８日は軽めの調整を行いました。

「天栄で時間をかけて乗り込んでもらい、

火曜日の検疫を押さえて帰厩させていただきました。

今朝は角馬場だけで終えて明日以降の調整に備えていますが、

今日の印象だけで言うと大きく変わったという感じはないですかね…。

前脚がしっかりと出ていかず、

気をつけないと転んでしまうのではないかと思えるくらいです。

気が乗っていないというのもあると思うので、

進めていきながら変わってきてくれないかと見ています」

（奥村武師）





入厩はしましたが、

なんとなくまだ時間がかかりそうな感じのコメントですね。

出資馬フォーヴィスムの近況です。

20/10/20 　ＮＦ天栄

周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によっては

坂路でハロン１３〜１５秒のキャンター調整を取り入れています。

「コンスタントに調教を課していまして、

いい意味で変わることなく来ることができていますよ。

本音を言えばもっと動けるようになってほしいと思いますが、

現状からして、使いながらということになるのかもしれません。

引き続き、次開催でのデビューを視野に入れながら調整していき、

移動の声がかかったら無事に送り出せるようにしていきます」

（天栄担当者）

出資馬フォーヴィスムの近況です。

20/10/13 　ＮＦ天栄

周回コースで軽めのキャンター調整を行い、

日によっては坂路で

ハロン１３〜１５秒のキャンター調整を取り入れています。

「この中間も変わりはなく、コンスタントに乗り込めていますよ。

疲れが出てきても不思議ではないので、強弱をつけつつ動かし、

時には楽をさせることも柔軟に考えながら

調整を進めていこうと思っています。

奥村調教師には、最短で１１月の競馬を考えられるようになれば、

という旨の話をさせてもらっています」

（天栄担当者）





年内にはデビュー出来そうな感じになってきました。

この世代でデビューは一番最後にになりますが、

いい結果が出て欲しいですね。

出資馬フォーヴィスムの近況です。

20/10/7 　ＮＦ天栄

周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によっては

坂路でハロン１３〜１５秒のキャンター調整を取り入れています。

「先週に続いて今週も３ハロン４０秒の時計を出す調教を課しています。

前回だけでなく今回も他の馬たちにくっ付いてこれていましたし、

良い傾向ですね。

まだはっきりとした目標は定められないものの、

１１月か１２月くらいには

デビューを考えられるように持っていきたいです。

馬体重は５２８キロです」

（天栄担当者）





デビューの予定が出てきました。

この世代最後のデビューになりましたが、

なんとか勝ち上がって欲しいですね。

出資馬フォーヴィスムの近況です。

20/9/29 　ＮＦ天栄

周回コースで軽めのキャンター調整を行い、

日によっては坂路で

ハロン１４〜１５秒のキャンター調整を取り入れています。

「最初の頃は速いところを求めると余裕がさほどなかったため

時間をかけて体力を養ってきました。

そして、この中間から３ハロン４０秒の組に入れてみたところ、

何とかついてくることができるようになっていました。

もちろん、まだいいと言い切れる段階ではありませんが、

この調子で良くしていきたいですね」

（天栄担当者）

出資馬フォーヴィスムの近況です。

20/9/22 　ＮＦ天栄

周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によっては

坂路でハロン１４〜１５秒のキャンター調整を取り入れています。

「引き続き、地道に乗り込みを行い、

体力と気力を養っていくようにしています。

時計を徐々に詰められるようになっているので

以前よりは力もついてきているのではないかと思えますから、

この調子でさらなる良化を図っていきたいですね」

（天栄担当者）