20/2/9 勢司厩舎
9日の東京競馬で五分のスタートから中団後方を進む。
直線へ向いて動かしていくがジリジリとした伸びに留まり8着。
「先生から話を聞いていましたが、実際跨ってみると確かで、
返し馬から以前と違っていて雰囲気もまったく異なってました。
返し馬でサーっと行けそうであればと思っていたのですが、
これは無理だと思って慌てず大事にいきました。
ゲートの中も怪しく、だからと言って強くあたろうとすると
除外になった時のようなことにもなりかねないので、
とにかく大事にと思って接しました。
スタートを切ると進みが悪く、
理想は勝ち馬あたりのポジションにつけることでしたが、
思うような位置から進められませんでした。
う〜ん…トモは悪くないように感じましたが、
気持ちが競馬は向いてないので、
少しでもリラックスしてくれれば
また違ってきてくれるはずです」
(丸山騎手)
「今回は、体力的には良いけれど
精神的には良いと言い切れない状態で
レースへ向かうことになったので、
まず最初のポイントである返し馬に気をつけて欲しいと
ジョッキーに伝えていました。
勢いがつくと止めるのに苦労してしまい、
だからと言って力で抑え込もうとすると
以前のように苦しがって悪くなってしまいますから、
特に止め際には気をつけて欲しいと伝えていました。
見ていただいた通り、かなり難しいところを出していましたが、
ジョッキーが辛抱強く、丁寧に接してくれていました。
彼だからまだ良かったけれど、悩ましいです。
以前のいい頃の様子ではないとジョッキーからも言われましたし、
とにかく精神状態を良いほうに変えていかないと
走ろうにも走らないでしょうし、
長い目で見て接していかなければいけないと考えています」
(勢司師)
正直なところ、
入厩してくる時点で良いと言い切れる状態ではありませんでしたが、
不安のない、良い状態にしようと思うとしばらく時間がかかり、
目処が立てられないようにも思えたので、
ある程度のところでゴーサインを出し、
入厩して競馬を目指していくことにしました。
不安の出ていたトモの状態は悪くなさそうでしたが、
走ることに対して良いと言い切れる精神状態になかなかならず、
多少は良いかな…くらいでレースへ向かうことになりました。
本馬のことをよく知り、陣営とのコミュニケーションを
しっかり取れる信頼できる鞍上だったからこそ
酷くなりすぎることはありませんでしたが、
パドック、馬場入り、ゲートと、
ところどころで難しさが出てしまっていました。
精神的に良ければ行きっぷりも違ったでしょうし、
今回に関して言えば
気持ちの問題に尽きると言えるのではないかと思います。
厩舎での調整期間に限りはあるので、
その中でなんとかまとめていただいたと思いますし、
非はありませんが、現状を打破するには
少しずつでも変えていかなければいけません。
時間はかかると思いますが、なんとか復調させていきたいです。
レースは8着でした。
コメントにあるようにちゃんと走れるようになるには
時間が掛かりそうです。
牝馬ですので競走馬としての時間は限られていますので
なんとか復調して欲しいですね。
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