2017年10月21日
車のデッドニングで音はなぜ変わるのか。
UPした記事でマイカーのデッドニングについて書きました。
ノート(E11 NOTE)にリアスピーカを取り付けます。
記事で書いたデッドニングは、スピーカーの音がより良くなるための方法です。
完璧とまではいかないですが、するとしないとでは、各段に音が良くなります。
この記事では、デッドニングの理屈について書きたいと思います。
マイカーのリアドアへのスピーカー追加の時に使ったデッドニング材料、ブチルゴムシートです。
ENDY(東光特殊電線株式会社)製のシートです。
なにぶん10年以上以前に買って保管しておいたもので、今では車用のオーディオケーブルが主製品のようで、デッドニング用の製品は販売していないようです。
さて、この10年以上前のブチルゴムシートの説明書にデッドニングについて書いてありましたので、抜粋してみました。
スピーカー(コーン形)は、全面に音を出すと同様に背面に逆位相の音を放出しています。
その全面と背面の音が、周辺で打ち消しあうと音響出力が弱められてしまいます。
特に波長が長い低音に対しての影響が大きくなります。
その打ち消しを防ぐためには仕切り板(バッフル板)で隔てて干渉しないようにしなければなりません。
カースピーカーでは、その仕切り板(バッフル板)に相当する物が、ドアのインナーパネル」「内張り」です。
しかし、ドアパネルには通常たくさんのサービスホール(作業穴)やすきまがあいており、そこから背面の音が前面へまわりこんでしまい、前面の音に影響を与えます。
また「インナーパネル」や「内張り」自体が共振(ビビリ)してしまう現象も発生します。
そこで、サービスホールや隙間をふさぎ、また背面の音を吸収することにより、音のまわりこみを防ぎ、共振を止める「デッドニング処理」が有効となってくるのです。
※「デッドニング処理」はロードノイズなどの外部音が車内に入ることも防ぎます。
今は、様々なデッドニングの材料が単品やセットで売っています。
出典:amazon
Amazon 楽天市場 Yahoo!ショッピング
勿論セットもありますが、単品でも購入できます。
さらに、ホームセンターの建築材料でも同じ素材の物がありますので代用できます。
自分がよく使用するのは、マイホームの雨漏り等で使用するのブチルゴムテープやアルミテープ。
さらには、すきまスポンジなどでしょうか。
実際の作業方法等は、YouTube で検索すれば沢山出てきます。
また、車種毎のドアの内張りの外し方も車種名を入れてネット検索すれば出てくると思います。
デッドニングで一番やつかいなのは、インナーパネルに被せてあるビニールの処理です。
ほとんど、ブチルゴムで周囲が貼り付けてありますので、その処理です。
主成分が生ゴムのためか、パーツクリーナーでも多少柔らかくなりますが、綺麗に拭き取ることは大変です。
そこで、ビニールを作業に支障のないようにカットし、周囲のブチルゴムをそのまま、とっても楽です。
せっかく、音の良いカーオーディオやスピーカーに取り換えるから、デッドニングで効果もアップです。
勿論、標準のスピーカーのまま、デッドニングしても効果は絶大だと思います。
ノート(E11 NOTE)にリアスピーカを取り付けます。
記事で書いたデッドニングは、スピーカーの音がより良くなるための方法です。
完璧とまではいかないですが、するとしないとでは、各段に音が良くなります。
この記事では、デッドニングの理屈について書きたいと思います。
ENDY デッドニング処理 基本説明書
マイカーのリアドアへのスピーカー追加の時に使ったデッドニング材料、ブチルゴムシートです。
ENDY(東光特殊電線株式会社)製のシートです。
なにぶん10年以上以前に買って保管しておいたもので、今では車用のオーディオケーブルが主製品のようで、デッドニング用の製品は販売していないようです。
さて、この10年以上前のブチルゴムシートの説明書にデッドニングについて書いてありましたので、抜粋してみました。
デッドニングの原理
スピーカー(コーン形)は、全面に音を出すと同様に背面に逆位相の音を放出しています。
その全面と背面の音が、周辺で打ち消しあうと音響出力が弱められてしまいます。
特に波長が長い低音に対しての影響が大きくなります。
その打ち消しを防ぐためには仕切り板(バッフル板)で隔てて干渉しないようにしなければなりません。
デッドニング処理とは
カースピーカーでは、その仕切り板(バッフル板)に相当する物が、ドアのインナーパネル」「内張り」です。
しかし、ドアパネルには通常たくさんのサービスホール(作業穴)やすきまがあいており、そこから背面の音が前面へまわりこんでしまい、前面の音に影響を与えます。
また「インナーパネル」や「内張り」自体が共振(ビビリ)してしまう現象も発生します。
そこで、サービスホールや隙間をふさぎ、また背面の音を吸収することにより、音のまわりこみを防ぎ、共振を止める「デッドニング処理」が有効となってくるのです。
※「デッドニング処理」はロードノイズなどの外部音が車内に入ることも防ぎます。
市販のデッドニング材料
今は、様々なデッドニングの材料が単品やセットで売っています。
出典:amazon
Amazon 楽天市場 Yahoo!ショッピング
勿論セットもありますが、単品でも購入できます。
さらに、ホームセンターの建築材料でも同じ素材の物がありますので代用できます。
自分がよく使用するのは、マイホームの雨漏り等で使用するのブチルゴムテープやアルミテープ。
さらには、すきまスポンジなどでしょうか。
デッドニングの実際の作業方法など
実際の作業方法等は、YouTube で検索すれば沢山出てきます。
また、車種毎のドアの内張りの外し方も車種名を入れてネット検索すれば出てくると思います。
デッドニングで一番やつかいなのは、インナーパネルに被せてあるビニールの処理です。
ほとんど、ブチルゴムで周囲が貼り付けてありますので、その処理です。
主成分が生ゴムのためか、パーツクリーナーでも多少柔らかくなりますが、綺麗に拭き取ることは大変です。
そこで、ビニールを作業に支障のないようにカットし、周囲のブチルゴムをそのまま、とっても楽です。
せっかく、音の良いカーオーディオやスピーカーに取り換えるから、デッドニングで効果もアップです。
勿論、標準のスピーカーのまま、デッドニングしても効果は絶大だと思います。
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