お気に入りの日比谷カタンと、以前彼と競演した融解建築というバンドを、
youtubeで見て、興味を持ったからです。
お昼の代官山はとてもロハスでお洒落な感じ。
その昼日中、地下二階の「晴れたら空に豆まいて」は、
ロウソクの明かり灯る土壁の地下土蔵のような空間。
えっ(;゚Д゚)!たしかお昼だよね(゚Д゚;≡;゚Д゚)
そんな怪しげな雰囲気の中で、ピアニストとドラマーを引き連れて日比谷カタン登場
のっけからかき鳴らすギターが、力強く会場は静まり返る。
不穏なリズムを刻んでから、アレッどこかで聞いたような・・・。ゴジラのテーマメロディ。
挨拶がわりに披露したようだが、ギター1本でも、ゴジラの凄みある音
相変わらずの飄々としたMCで曲紹介してから、新曲の「Post Position Proxy」
流れるようなギターと囁くような声で、謎解きのような不思議な歌詞。
「逆抵牾参る」はスリリングなギターにドラムとピアノが加わると、
ジャズのインプロビゼーションのようで、またちょっと違ったテイスト。
「変声風」での決戦前の声明セリフの演技力もなかなか
こんなこと出来るなら、殺し屋琵琶法師か何かで「必殺シリーズ」出演して欲しいなぁ
ラストは「ヲとといヲいで」で威勢良く、会場を盛り上げて退場
次は sajjanu はロン毛で顔も見えない人と、セミロングの男性ツインギターと、
上半身真冬に裸でゆるパンツのドラムの3人。
これがたった3人なのに殺傷力の強い爆音
バスドラなんて花火の尺玉みたいなのに、それが連打で降ってくる。
ツインギターも美しい音速戦闘機のように、縦横無尽に飛び回る。
長めの間合いに、何やらぼやくドラマー、意味わからないけどカウントだったのかな(^_^;)
クリリンのことかぁなんてのも飛び出して笑っちゃったけど、
2機の爆撃機と連続砲撃する重戦車に、会場なぎ払われたみたいな迫力でした
ラストのトリは融解建築。
流れるような優雅なピアノのイントロとフルートが美しくて、
それに寄り添うようなギターの背後で、刻むドラムとベースの変拍子がミステリアス。
まるで月光に照らされたモノトーンの美しい世界のような印象
フルート奏者のMCはとても真面目な好青年で、その話し方がまた生真面目(^_^;)
ちょっと会場からクスクス笑いが出る程の、丁寧な曲やメンバーの説明。
でも好感度100%の好印象、好青年。
演奏は、あくまでも私感だけれど、ボーカルなしのガブリエルがいた頃のGENESIS初期のような、
もっとフュージョンっぽくなったような・・・。ステキな演奏でした。
京都のバンドだから、滅多にお目にかかれないのが残念だが、
また、東京演奏があったら是非行きたいなぁと思いましたよ
年初めから、非日常の変拍子堪能してきました
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