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2019年01月02日

出題予測問題<社会・環境と健康>疫学指標

それでは、昨日の問題の解説です。

Q1.保健統計指標と統計資料の組合せである。誤っているものはどれか。1つ選べ。
(1)人口性比ー国勢調査
(2)平均寿命ー生命表
(3)有訴者率ー患者調査
(4)通院者率ー国民生活基礎調査
(5)離婚率ー人口動態統計



【解説】正答(3)
(1)正しい。人口性比とは、女性100人に対する男性の数をいい、国政調査から分かる。
   平成27年の調査では94.8であり、人口は男性より女性が多い。
(2)正しい。平均寿命とは、0歳児の平均余命をいい、生命表からわかる。
   0歳以上の定常人口/0歳の生存数で算出され、
   平成27年完全生命表によると、男性80.75年、女性86.99年となっており、男女とも漸増傾向にある。
(3)誤り。有訴者率は、有訴者数/世帯人員×1,000で算出され、国民生活基礎調査からわかる。
   平成28年の調査における総数は305.9となっている。
   症状別にみると、男性では「腰痛」の有訴者率が最も高く、次いで「肩こり」、「咳や痰がでる」、
   女性では「肩こり」が最も高く、次いで「腰痛」、「手足の関節が痛む」となっている。
(4)正しい。通院者率は。通院者数/世帯人員×1,000で算出され、国民生活基礎調査からわかる。
   平成28年の調査における総数は、390.2となっている。
   傷病別にみると、男女とも「高血圧症」が最も高い。
(5)正しい。離婚率は、年間離婚届出件数/10月1日現在日本人人口×1,000で算出され、
   人口動態統計からわかる。
   平成28年の調査では、1.73となっている。
 

Q2.人口動態統計に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
(1)年齢調整死亡率は、昭和60年モデル人口を基準人口とした関節法で算出している。
(2)周産期死亡は、妊娠満22週以降いの死産と生後1か月未満の新生児死亡の和である。
(3)後継特殊出生率は、15歳から49歳までの女性の年齢別出生率の和である。
(4)全死亡の粗死亡率は、漸減傾向にある。
(5)乳児死亡の原因は、乳幼児突然死症候群が最も多い。



【解説】正答(3)
(1)誤り。人口動態統計における年齢調整死亡率は、
   昭和60年モデル人口を基準人口とした直接法で算出している。
   基準人口を用いて年齢構成の歪みを補正することで、
   年齢構成の異なる集団同士を比較することができる。
(2)誤り。周産期死亡は、妊娠満22週以降の死産と生後1週未満の早期新生児死亡の和である。
(3)正しい。
(4)誤り。全死亡の粗死亡率は、高齢化の影響により漸増傾向にある。
   一方、全死亡の年齢調整死亡率は医療技術の進歩等により漸減傾向にある。
(5)誤り。乳児死亡の原因は「先天奇形、変形及び染色体異常」が最も多く、
  「周産期に特異的な呼吸障害及び心血管障害」、「乳幼児突然死症候群」と続く。


それでは、今日の問題を出題します。
今日は、「疫学指標」の問題です。

Q1.疫学指標に関する記述である。[  ]に入る正しいものの組合せはどれか。1つ選べ。特定の期間内に、集団に新たに生じた疾病の症例数の割合を[ a ]といい、[ b ]では算出できるが、[ c ]では算出できない。
(1)a有病率ーb横断研究ーcコホート研究
(2)a有病率ーbコホート研究ーc症例対照研究
(3)a罹患率ーb症例対照研究ーcコホート研究
(4)a罹患率ーbコホート研究ーc横断研究
(5)a罹患率ーb横断研究ーc症例対照研究


明日解説します。
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食品会社で勤務しながら、半年間の独学を経て管理栄養士の国家試験に合格。その後、管理栄養士として勤務するために病院へ転職。6年間で3つの病院を経験。現在は、管理栄養士国家試験の参考書の校正や答案添削を行っています。 <取得資格>管理栄養士、栄養教諭、糖尿病療養指導士、病態栄養認定管理栄養士、NST専門療養士
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